オペレータ要素
オペレータ要素は、カラー データに適用する操作を指定します。適用される順番で、ProcessList 要素内に必要な数だけ持つことができます。
注:
各オペレータの inBitDepth アトリビュートは、チェーン内の前の outBitDepth アトリビュートと一致する必要があります。「
共通オペレータ アトリビュート
」を参照してください。
このセクションの内容
共通オペレータ アトリビュート
いくつかのアトリビュートは、すべてのカラー変換オペレータ要素に共通です。
LUT1D
LUT1D 要素は適用する 1D LUT を指定します。
LUT3D
LUT3D 要素は適用する 3D LUT を指定します。
Matrix
Matrix 要素では、カラー値を乗算するための行列を指定し、必要に応じてオフセットを適用します。
Range
Range 要素は値のスケーリングおよびオフセットにより入力ドメインを出力範囲にマップします。
ガンマ
ガンマ要素はガンマ補正をカラー値に適用します。
ExposureContrast
ExposureContrast 要素はイメージの露出の調整と、明るいカラーと暗いカラーの間のコントラストの変更を行います。
ログ(Log)
Log 演算子は、リニア エンコーディングと Cineon スタイル エンコーディング間を変換するのに、対数型関数または非対数型関数を適用します。
ASC_CDL
ASC_CDL 演算子は、American Society of Cinematographers (全米撮影監督協会)の Color Decision List フォーマット(*.ccc または *.cdl)でカラー変換を表します。
リファレンス
Reference 要素では、別の CTF ファイルをパスまたはエイリアスによって参照します。外部ファイルは、ProcessList の対応する場所に読み込まれます。
DynamicParameter
DynamicParameter 要素では、パラメータがダイナミックな互換性のあるアプリケーションに信号を送信します。トランスフォームを表示用に使用している場合は、CTF ファイルで定義したパラメータの値は無視され、アプリケーションで設定した値が代わりに使用されます。
親トピック:
オートデスク CTF ファイル フォーマット バージョン 1.3