展開された UV をコントロールするためにソルバのウェイトを調整する
次の例は、UV の固定および位置合わせと組み合わせて
UV の展開オプション(Unfold UVs options)
の
ウェイト ソルバの対象
オプションを変更すると、展開された UV レイアウトおよびその結果生じるテクスチャ マッピングをどのようにコントロールできるかを示しています。
注:
この例では、
旧式(Legacy)
の展開アルゴリズムを使用します。
UV の編集 > 展開(Edit UVs > Unfold)
を参照してください。
樽形のポリゴン オブジェクトが、チェッカ テクスチャでテクスチャ マッピングされています。
ウェイト ソルバの対象(Weight solver towards)
オプションを 0 (既定)に設定して最初の展開操作を実行すると、最初に
UV テクスチャ エディタ(UV Texture Editor)
にテーパ型の UV レイアウトが生成されます。生成されるテクスチャ マップは、オブジェクト上で斜めになり歪んでいます。
2 番目の展開操作は、
ウェイト ソルバの対象(Weight solver towards)
オプションを 0.6 に設定して実行します。今度は UV がより広範囲に展開され、0 に設定したときに生じたテーパ効果が減少します。この UV レイアウトは最初の展開よりは想定しやすい形ですが、UV メッシュの左下コーナーで UV が多少オーバーラップしているため、テクスチャのオーバーラップが生じています。
UV メッシュのコーナーを再配置/固定し、
ウェイト ソルバの対象(Weight solver towards)
を 0 に設定してさらに展開を実行すると、UV はさらにリラックスし、オーバーラップしている領域が除去されます。
UV の一番上の行と一番下の行を位置合わせ、境界を固定した状態で
ウェイト ソルバの対象(Weight solver towards)
オプションを 0 に設定して最終的な展開操作を実行します。
親トピック:
UV の編集 > 展開(Edit UVs > Unfold)