ダイナミックな親とともにオブジェクトを移動させる

1. ペアレント化された子オブジェクトを選択します。
2. 編集 > グループ化(Edit > Group)を選択します。

   空のグループのトランスフォーム ノードに対してオブジェクトがペアレント化されます。

3. ウィンドウ > アウトライナ(Window > Outliner)を選択します。

   アウトライナ(Outliner)が表示されます。

4. アウトライナ(Outliner)がシェイプ ノードを表示するように、アウトライナ(Outliner)でディスプレイ > シェイプ(Display > Shapes)を選択します。
5. パーティクル トランスフォーム ノードの下にあるシェイプ ノードを選択します。
6. ウィンドウ > 一般エディタ > 接続エディタ(Window > General Editors > Connection Editor)を選択します。
7. ダイナミクスでアニメートされた親のパーティクルのシェイプ ノードを接続エディタ(Connection Editor) ([左側から右側へ](from -> to)の場合)の左側にロードします。グループ オブジェクトのトランスフォーム ノードを右側にロードします。
8. 接続エディタ(Connection Editor)の左側のワールド重心(World Centroid)を、右側の移動(Translate)に接続します。

   これによって、ダイナミクスでアニメートされた親のワールド重心(World Centroid)値がグループ ノードの移動(Translate)アトリビュートに提供されます。オブジェクトのワールド重心(World Centroid)は、その CV、頂点、パーティクル、またはラティス ポイントの平均位置です。

   場合によっては、ワールド重心(World Centroid)ではなく、ダイナミクスでアニメートされた親の重心(Centroid)アトリビュート(ローカル空間)をグループ ノードの移動(Translate)アトリビュートに接続しなければならないこともあります。どちらを接続すべきかわからないときには、両方を試してください。

   グループ(Group)ノードの任意のベクトル アトリビュートに接続できることに注意してください。たとえば、ワールド重心(World Centroid)アトリビュートをグループ(Group)ノードの回転(Rotation)またはスケール(Scale)アトリビュートに接続できます。

   注:

   左の列にワールド重心(World Centroid)または重心(Centroid)が表示されない場合は、左側の表示 > キー設定不可の表示(Left Display > Show Non-Keyable)を選択します。ワールド重心(World Centroid)および重心(Centroid)アトリビュートを表示するには、キー設定不可の表示(Show Non-Keyable)をチェックする必要があります。

9. (グループ ノードの下の)子オブジェクトを選択します。次に、必要に応じてその移動 X (Translate X)、移動 Y (Translate Y)、および 移動 Z (Translate Z) アトリビュート値を調整して、子オブジェクトを元の位置に再配置します。
10. アニメーションを再生します。