Bifröst の液体放出(Liquid Emission)アトリビュートが Bifröst シミュレーションのエミッタ オブジェクトにあるシェイプ ノードに追加されました。「Bifröst エミッタを扱う」を参照してください。
- Enable Liquid Emission
- この特定のエミッタからの液体放出を有効にします。
- Continuous Emission
- 液体パーティクルで空のエミッタ ボクセルを補充します。口やジェットのような液体ソースの場合はこれをオンのままにし、プールや液体の一滴の場合はオフにします。
Conversion
オブジェクトのボリュームのボクセル化方法をコントロールします。
- Thickness
- ボリュームの厚みを設定する量(ボクセル幅単位)。既には非常に厚みのある固体値の場合、0.0 を使用して正確なメッシュ境界にしたり、負の値を使用してサーフェスの法線に沿ってボリュームを縮小することができます。薄いボリュームおよびシェルの場合、より大きな値を使用して穴を防ぐ必要があります。
- Mode
- いずれかの方法でオブジェクトをボクセル化します。
- ソリッド(Solid): メッシュ内部を含むソリッドボリュームです。メッシュは多用体となり隙間がなくなります。
- シェル(Shell): メッシュ サーフェス周辺の薄いシェルです。このモードでは、厚み(Thickness)は通常 1.0 以上となります。
物理アトリビュート(Physical Attributes)
- Density
- 流体の物理密度、kg/(グリッド単位)3。1 単位 = 1 m の場合、値 1000 は水の密度に相当します。 注: 密度はパーティクルが放出されるレートに作用しません。
- Expansion Rate
- エミッタ内の液体を拡大または縮小します。正の値ではエミッタからすべての方向にパーティクルを押し出し、負の値ではパーティクルを引き寄せ、0.0 の値では押し出しも引き寄せもしません。
たとえば、コンテナを下から埋めるには、正の膨張率(Expansion Rate)を使用してパーティクルをエミッタの外に押し出すことができます。空になったエミッタを補充するには連続放出(Continuous Emission)と組み合わせます。
数学的には、この値によって、エミッタの速度フィールドの各ボクセルで Bifrost が保持しようとする発散が定義されます。0.0 の値は圧縮できない流体に対応します。
アーティスティック アトリビュート(Artistic Attributes)
- Stickiness Strength
- このエミッタからの流体が近接するコライダに粘着する量。
- スティッキネスの帯域幅(Stickiness Bandwidth)
- スティッキネスが影響を与えるために、このエミッタからの流体がコライダに近付く必要がある距離(ワールド空間単位)。