モーション軌跡を作成してオブジェクトのアニメーションをプレビューしたら、軌跡上のキーを直接シーン ビュー内で編集できます。モーション軌跡の外観変更の詳細については、モーション軌跡のプロパティを編集するを参照してください。
注: モーション軌跡を編集できるのは、キーフレーム アニメーションが含まれるオブジェクトだけです。
モーション軌跡上のキーを修正するには
- モーション軌跡を
でクリックし、マーキング メニューからキーの修正(Modify Keys)を選択します。 これによって、モーション軌跡がキーの修正(Modify Keys)モードに設定され、以下のようにしてモーション軌跡上で直接キーを調整することができます。
結果 |
手順 |
キーを挿入する
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キーを挿入するモーション軌跡をクリックします。
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キーを移動する
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+ で、モーション軌跡に沿ってキーをドラッグします。
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キーを削除する
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を押しながらクリックします。
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注:
選択したモーション軌跡のキーをグラフ エディタ(Graph Editor)で編集している場合に、領域ツール(Region Tool)やキーのラティス変形ツール(Lattice Deform Keys Tool)を使用してカーブ セグメントを修正すると、選択したキーが削除されて、効率的にモーション軌跡を調整できることに注目してください。この場合、選択したキーは存在しなくなっているので、グラフ エディタ(Graph Editor)がリフレッシュされると空のグラフ ビューが表示されます。
モーション軌跡に対してこのタイプの修正が行われるのは、固定タイム レンジを基準にして軌跡を作成した場合です。たとえば、開始時間(Start time)を 1、終了時間(End time)を 10 に設定するような場合です。フレーム 8 にキーが含まれる領域を 1 ~ 10 までの範囲でドラッグすると、フレーム 8 にあるモーション軌跡のキーが削除されます。
接線の表示と編集を行うには
モーション軌跡によって、スプライン、リニア、クランプ、フラット、固定、プラトー、自動の各タイプの編集可能な接線を表示することができます。
- モーション軌跡上の編集可能なキーを選択して、以下のいずれかを実行します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、イン接線の表示(Show In Tangent)またはアウト接線の表示(Show Out Tnagent)をオンにします( motionTrailnHandleShape タブの MotionTrailShape アトリビュート(MotionTrailShape Attributes)の下)。
でクリックして、表示されるメニューからイン接線の表示(Show In Tangent)またはアウト接線の表示(Show Out Tangent)を選択します。
これで、イン接線またはアウト接線が選択したキーに表示されます。
- 接線ハンドル(接線の先端)を選択し、移動ツールを使用して接線の調整と軌跡のシェイプの変更を行います。
タイミング ビーズの表示と編集を行うには
注: タイミング ビーズを表示できるのは、ウェイト付き接線を持つカーブの場合だけです。
- モーション軌跡上の編集可能なキーを選択して、次のいずれかを実行します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、イン ビーズの表示(Show In Bead)またはアウト ビーズの表示(Show Out Bead)をオンにします( motionTrailHandleShape タブの MotionTrailShape アトリビュート(MotionTrailShape Attributes)の下)。
でキーをクリックして、表示されるメニューからビーズ インのタイミング(Timing Beads In)またはビーズ アウトのタイミング(Timing Beads Out)を選択します。
軌跡上で選択したキーフレームの前または後に、ピンクのタイミング ビーズが表示されます。
- タイミング ビーズをキーフレームに近づけたり遠ざけたりするようにドラッグして、オブジェクトが選択したキーに近づいたり遠ざかったりする速度をコントロールします。移動を遅くする場合はさらにビーズを伸長し、移動を速くする場合はビーズを圧縮して相互に接近させます。