プレイブラストを実行する前に、以下のような問題点や既知の制限事項があることをご承知おきください。
- OpenGL の初期化をサポートするには実際のハードウェアが必要なため、プレイブラストではバーチャル デバイスをサポートしていません。たとえば、Microsoft のリモート デスクトップ(バーチャル デバイスを使用)はサポートされていません。
- プレイブラストは、お使いのシステムのムービー ライブラリによって選択した圧縮スキームを生成します。Autodesk は、ユーザのオペレーティング システムで使用可能なすべてのコーデックについて信頼性と正常な動作を保証することはできません。QuickTime® の場合、最新バージョンが適切にインストールされていることを確認してください。
- アニメーションをプレイブラストするときには、プレイブラスト オプション(Playblast Options)でオフスクリーン レンダー(Render offscreen)オプションをオンにするか、プレイブラストする領域がウィンドウで覆い隠されないようにします。
開いているウィンドウが画面の取り込み範囲を覆い隠すと、ムービーの最初のフレームに、そのウィンドウの一部が表示されます。また、長いアニメーションに対してプレイブラストを実行しているときにスクリーンセーバが途中で起動しても、同様のことが発生します。
- プレイブラスト(Playblast)では、ファイルに保存(Save To File)で $TEMP とは別のディレクトリを指定する場合でも、Windows の $TEMP ディレクトリを使用します。 $TEMP ディレクトリにプレイブラストで作成したファイルを保持するだけの十分なディスク容量があることを確認してください。
- プレイブラストで作成されたアニメーションをビューア ウィンドウに表示すると、そのシーンを再度プレイブラストする場合には、ビューアを閉じる必要があります。ムービーがビューアに表示されている状態で同じ シーンを再度プレイブラストすることはできません。
アニメーションをプレイブラストするには
- アニメーションを新規作成するか、既存のアニメーションを開きます。
- ウィンドウ > プレイブラスト(Window > Playblast) >
を選択してプレイブラスト オプション(Playblast Options)を開きます。 - プレイブラスト出力のフォーマット(Format)を選択します。
エンコーディング(Encoding)のプルダウン リストが関連付けられているコーデックに自動的に更新されます。
ヒント: ムービーではなくイメージ シーケンスを作成するには、フォーマット(Format)をイメージ(image)に設定し、エンコーディング(Encoding)ドロップダウン リストでイメージ フォーマットを選択します。 - (オプション)使用するコーデックまたはイメージ フォーマットを、エンコーディング(Encoding)ドロップダウン リストから選択します。
- 圧縮の精度(Quality)を適切な値に設定します。
- 表示サイズ(Display Size)オプションをウィンドウから(From Window)に設定します。
- ビューをクリックしてアクティブにします。
- プレイブラスト(Playblast)をクリックします。
タイム スライダ(Time Slider)の再生レンジのシーンがアクティブ ビュー内で再生されます。フレームが移るたびに、アクティブ ビューの画面に取り込まれます。
お使いのプラットフォームと選択した出力フォーマット(Format)に応じて新しいウィンドウが開き、プレイブラストしたアニメーションがプレビューされます。
ヒント:プレイブラスト(Playblast)の実行中にタイム スライダ(Time Slider)にサウンド ファイルが表示されるよう設定して、ムービー ファイル タイプを出力フォーマット(Format)として選択すると、保存したムービー ファイルにサウンドが含められます。オーディオをタイム スライダ上に表示するを参照してください。
プレイブラストを解除するには
キーを押します。