解析テクノロジ(チュートリアル)

このチュートリアルでは、モデルの解析に使用する解析テクノロジに関して学習します。

成形品のタイプに応じて、適切なテクノロジが異なります。
Dual Domain 解析テクノロジ(既定)
一般的な射出成形品は、薄肉またはシェル状の形状をしています。肉厚が均一で流動方向の急激な変化がほとんどない成形品の解析は、Dual Domain 解析テクノロジが適しています。
3D 解析テクノロジ
流動方向の急激な変化が必要となるフィーチャーを含む、厚肉で複雑な成形品の解析は、3D 解析テクノロジが適しています。3D 解析では、コーナー、リブ、肉厚変化、穴などが樹脂流動に与える影響をより正確に表現できます。成形品の内部形状をモデリングするため、3D 解析で実行する計算量は増大します。したがって 3D 解析の処理時間は、Dual Domain 解析より大幅に長くなります。

このチュートリアルでは、これら 2 つの解析テクノロジを比較します。

このチュートリアルの所要時間は約 10 分です。

注: このチュートリアルでは、メートル単位系の使用を前提としています。
単位の変更を行うには、次の手順を実行してください。
  1. アプリケーション ボタン > [オプション]を選択します。
  2. [一般]タブを選択します。
  3. [使用中の単位]ドロップダウン メニューで、[メートル単位系]を選択します。
  4. [OK]をクリックします。