材料の選択

このタスクでは、成形材料を選択します。

次の項目に基づいて成形材料を選択します。

  1. 前のタスクで作業したモデルが開いていることを確認します

    スタディ タスク ペインの [材料]の横に、材料の [620-31: A Schulman GMBH] が表示されています。しかし、この成形品の材料としては [Eastman Chemical Products] [Tenite LDPE 1870] を指定しているので、この材料を使用して解析する必要があります。

  2. [ホーム]タブの[材料の選択] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [材料の選択])をクリックし、[材料の選択]ダイアログ ボックスを開きます。
  3. [メーカー]ドロップダウン リストをクリックします。
  4. リストをスクロールして、 [Eastman Chemical Products] を見つけます。
  5. [商品名]ドロップダウン ボックスで、材料[Tenite LDPE 1870]を選択します。
  6. [詳細]をクリックし、材料特性を表示します。
  7. [推奨条件]タブをクリックし、推奨金型表面温度が 40℃、樹脂温度が 220℃ であることを確認します。
  8. [OK]を 2 回クリックします。 選択した材料がスタディ タスク ペインに表示されます。
  9. [ホーム]タブの[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[プロセス設定ウィザード: 充填設定]ダイアログ ボックスに選択材料の推奨プロセス設定が提示されていることを確認します。
  10. [キャンセル]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
  11. [ホーム]タブの[材料の選択] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [材料の選択])をクリックし、[材料の選択]ダイアログ ボックスを開きます。
  12. [検索]ボタンをクリックして、[検索基準]ダイアログ ボックスを開きます。
  13. [検索フィールド]ペインで[樹脂略号]を選択し、[サブストリング]テキスト ボックスに「PC」と入力します。
  14. [検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスに材料リストが表示されます。
  15. [検索]をクリックして、[検索基準]ダイアログ ボックスを再び開きます。 以前に定義した検索パラメータが引き続き指定されています。
  16. [検索フィールド]ペインで[フィラー データ: 説明]を選択し、[サブストリング]テキスト ボックスに「glass」と入力します。
  17. [検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスに更新された材料リストが表示されます。
  18. さらに検索を絞り込むには、[検索]を再びクリックします。
  19. [検索フィールド]ペインで[フィラー データ: 重量]を選択し、[最小]および[最大]テキスト ボックス両方に「20」と入力します。
  20. [検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスに更新された材料リストが表示されます。
    選択対象の材料が約 50 種類になり、その一部は混合材料です。
  21. [樹脂略号] 列の見出しをクリックします。リストが略号のアルファベット順にソートされます。
    ヒント: すべての列を表示するには、横方向にスクロール、または[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスのサイズの調整が必要な場合があります。
    個々の材料の特性に基づいて、最終的な選択が可能です。
  22. リストから、 [Tenjin Chemicals] [Panlite G-3420 QG0015X] をクリックして強調表示します。
  23. [Ctrl]キーを押しながら、 [Dow Chemical USA] [Calibre 5201-8] を選択します。 リストで両方の材料が強調表示されす。
  24. [比較]ボタンをクリックします。 [材料テスト測定とデータ比較レポート]ダイアログ ボックスが開きます。この 2 つの材料の物理特性を比較して、最適な材料を選択できます。

    メルト フロー レートなどの物理特性が異なる類似材料を選択すると、成形上の問題が把握できる場合があります。

    注: 材料収縮データは表形式でまとめてあります。[材料の選択]ダイアログ ボックスで目的の材料を選択し、[詳細]をクリックして、[熱可塑性樹脂]ダイアログ ボックスを開きます。[収縮特性]タブを選択すると、材料の詳細な収縮データを知ることができます。
  25. [OK]をクリックし、 [Dow Chemical USA] [Calibre 5201-8] を強調表示して、[選択]ボタン、[OK]の順にクリックします。モデルの解析時に、この材料の特性が使用されます。
  26. [ホーム]タブの[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[プロセス設定ウィザード: 充填設定]ダイアログ ボックス上部の推奨プロセス設定が変更されていることを確認します。
  27. [キャンセル]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
  28. スタディ タスク ペインで材料名を右クリックし、メニューから [材料の選択...] を選択します。
  29. [材料の選択]ダイアログ ボックスで[検索...]をクリックします。
  30. [検索基準]ダイアログ ボックスで[追加...]をクリックします。 [検索フィールドの追加]ダイアログ ボックスが開きます。

    このダイアログ ボックスには、データベースの検索に使用できる材料特性のリストが表示されます。光学データを持つ材料が必要なので、屈折率を基準にして検索します。

  31. リストを下にスクロールし、 [非配向状態での屈折率] を選択して、[追加]をクリックします。 これで、検索オプションとして屈折率を追加できます。
  32. [フィルター]ペインで[最小]テキスト ボックスに「1」、[最大]テキスト ボックスに「5」を入力します。
  33. [検索]をクリックし、利用可能な材料を表示します。
  34. 材料を選択し、[詳細]をクリックして、 [光学特性] タブを選択します。 屈折率や光弾性係数などの重要な特性が表示されます。
  35. [OK]をクリックして[熱可塑性樹脂]ダイアログ ボックスを閉じ、[キャンセル]を 2 回クリックし、選択した材料を変更せずに残りのダイアログ ボックスを閉じます。

下の [次のトピック] リンクをクリックして、チュートリアルの次のタスクに進みます。