急速加熱冷却の入口作成

冷却管のモデリングを完了し、解析順序に冷却(FEM)解析が含まれており、プロセス設定ウィザード[金型温度オプション]で非定常ソルバーを選択していることを確認してください。

注: 最初の射出成形サイクルでは、射出は型閉時に t=0 で行われます。したがって、t=0 では急速加熱冷却は行われていません。冷却後、成形品突出のための型開、および同じタイミングで残留冷媒を除去する 2 次エアー パージが行われます。2 回目の射出成形サイクル開始後のこのタイミングでのみ、1 回目の急速加熱冷却が実行されます。このため、金型の加熱冷却サイクル全体が行われるのは、2 回目の射出成形サイクルからとなります。
  1. [境界条件] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [境界条件])をクリックし、[境界条件]タブを開きます。
  2. [冷媒入口] ([境界条件]タブ > [冷却]パネル > [冷媒入口])に関連するドロップダウン メニューをクリックし、オプションを表示します。
  3. [急速加熱冷却] [急速加熱冷却の入口]をクリックします。
  4. [編集]をクリックし、既定の[急速加熱冷却の入口]ダイアログ ボックスを開きます。
  5. 温度制御または時間制御を指定し、次の溶剤の充填前に加熱流体または冷媒を除去するエアー パージの継続時間を指定します。まず、型開時に 2 次エアー パージが実行され、加熱前に冷媒を除去します。
  6. 変更を反映する新しい名前を付けて保存し、[OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。