3D メッシュ問題
次は 3D メッシュでよく発生する問題です。
このセクションの内容
高アスペクト比(3D)
アスペクト比とは、メッシュ要素の幅と高さの間の関係を指します。アスペクト比が高すぎる場合、四面体は平坦になるか変形され、結果の精度に影響を与えます。
反転した四面体
メッシュの不適切な編集により、隣接する四面体がオーバーラップすることがあります。これは反転した四面体と呼ばれます。
崩壊面
編集されたメッシュで、誤ってサーフェス ノードがモデルの反対面にマージされる場合があります。これは崩壊面と呼ばれます。
肉厚方向の改良不足
4 つのノードがすべて 1 つのサーフェスにある四面体が存在すると、その領域の計算が不正確になります。これは肉厚方向の改良不足と呼ばれます。
内部の長いエッジ
3D メッシュの生成時に、各四面体のエッジ長は、サーフェス メッシュの平均長と比較されます。エッジの比率が定義した値を超過すると、その四面体には内部の長いエッジがあると言えます。
体積の大きい四面体
均一性のあるメッシュによって良好な解析結果を出力できます。相対的な体積の大きい四面体は解析精度に影響を与えます。
面の角度が極端な四面体
1 つのサーフェスと隣接するサーフェスの間の角度が 0 度と 180 度のいずれかに非常に近い四面体要素を、面角が極端な四面体と言います。
親トピック:
メッシュ修復