冷却管のモデリングを完了し、解析順序に冷却(FEM)解析が含まれており、プロセス設定ウィザードの[金型温度オプション]で非定常ソルバーを選択していることを確認してください。さらに、型開時間、射出前の型閉時間、射出+保圧+冷却時間を含めたプロセス設定ウィザードの射出成形サイクルの設定、および、これらのタイミングが適切であるかを確認してください。金型の急速加熱冷却に設定したタイミングは、射出成形サイクルに設定したタイミングと一致する必要があります。
注: 設定を容易にするには、射出+保圧+冷却時間は[自動]オプションを使用しないで[指定]を使用し、[冷却(FEM)ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスで[熱伝導ソルバー]を選択することを推奨します。
- 急速加熱冷却の入口をクリックしてピンク色に表示されたら、右クリックをしてドロップダウン メニューから[プロパティ]を選択します。
- [飽和蒸気加熱]ドロップダウン リストで[温度制御]が選択されていることを確認し、[指定]をクリックします。
- 金型で到達させる温度、およびこれを実行するために適用する圧力または温度を入力します。
- 金型内の熱電対位置として最も適切なノード ID を入力します。
- [サイクル制御]セクションで、金型での温度への到達時間が予想よりも長く、プロセス設定ウィザードで設定した射出成形プロセスでは次の射出の準備が完了している場合に取るべき対処として、適切なオプションを選択します。
- [OK]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
- 水冷却に関しても、同じ手順を繰り返します。
- [OK]をクリックし、[急速加熱冷却の入口]ダイアログ ボックスを閉じます。