[オプション]ダイアログ ボックスの[結果]タブを使用すると、解析の実行後、スタディ タスク ペインに一覧表示される既定の結果を選択できます。
- 既定の結果
- 解析の実行後にスタディ タスク ペインの[結果]セクションに既定で表示される結果が一覧表示されます。
これらの結果は、流動、冷却、反りなどのカテゴリーごとにフォルダに分類されます。各フォルダは、ダブルクリックして開いたり閉じたりできます。リスト内のエントリの順序を変更するには、[既定の結果の順序]をクリックします。
[既定の結果]リストに結果を追加するには、[すべての結果]リストから追加する結果を選択し、[ >>]をクリックします。
[既定の結果]リストから結果を削除するには、[既定の結果]リストから削除する結果を選択し、[ <<]をクリックします。
ヒント: [既定の結果]リストに追加されていない結果にアクセスするには、スタディタスク ペインの[結果]ノードを右クリックして、[新規プロットの作成]を選択します。
- 結果表示のためのメモリ最適化
- 複雑な 3D モデル、またはビーム セグメントを多く含むモデルの結果表示の際に、メモリ最適化のオプションを提供します。
- メモリから非表示フレームを削除
- 作成したアニメーションのすべてのフレームをメモリに保存しないことを指定します。これにより、複雑な 3D モデルの結果を表示する際のメモリ使用が改善します。
注: このオプションを選択することでメモリ使用は改善しますが、アニメーション生成および表示が低速化します。
- 1D 要素を線分として表示
- ランナー、冷却管など、モデルのすべての 2 ノード要素を、標準の 3D 表示ではなく、線分として表示します。
- これにより、大規模モデルの結果表示の際に、速度の向上と必要なメモリの低減ができます。
- 3D 成形品表面のみロード
- 成形品表面のみの 3D 解析を表示します。これにより、大規模な 3D モデルのポストプロセスに必要なメモリを大幅に低減できます。
注: 切断平面を使用すると、切断部を作成するための内部メッシュのチェックにメモリを使用するため、上記のメモリ削減は相殺されます。
- 結果表示のための第 2 の単位系
- プロットの凡例値の第 2 の単位系を示します。
既定では、結果プロットの凡例に表示される結果値では、このダイアログ ボックスの[一般]タブで選択したプログラム単位が使用されます。プロットの凡例で第 2 の単位を使用した結果値も表示するには、このドロップダウン メニューから目的の単位を選択します。
- 結果のための変位量クエリー許容値
- この値を調整して効果的な解析結果が得られるようにします。
ここでは変位量クエリー許容値を mm の単位で指定します。既定値は 0.01 mm です。変位量結果をクエリーすると、この許容値未満の変位量は変位がないものとして表示されます。効果的な解析結果が得られるように、この値を調整する必要があります。たとえば、成形品寸法が大きい場合は、変位量クエリー許容値を大きく設定する必要があります。また、品質基準で変位量に厳格な許容値が指定されている成形品では、この許容値を小さく設定する必要があります。
- 追加/削除...
- [既定結果の追加/削除]ダイアログ ボックスを開き、解析後にスタディ タスク ペインの[結果]ノードに作成して表示する既定の結果を選択します。
- 順序...
- [既定の結果の順序]ダイアログ ボックスを開き、スタディ タスク ペインの[結果]セクションにおける既定の結果の表示順序を変更します。