[フィールド選択]ダイアログ ボックス

[フィールド選択]ダイアログ ボックスでは、外部プロジェクト スケジュールからデータを読み込むときに使用する各種オプションを決定します。

使用可能なオプションは、各データ ソースの種類に応じて異なります。

外部スケジューリング ソフトウェアからデータを読み込むための[フィールド選択]ダイアログ ボックス

CSV データを読み込むための[フィールド選択]ダイアログ ボックス

オプション

CSV インポート設定

行 1 は見出しを含む

CSV ファイルの 1 行目のデータを列見出しとして扱わせる場合、[行 1 は見出しを含む]チェック ボックスをオンにします。TimeLiner はこれを使って、グリッドの[外部フィールド名]オプションを設定します。

CSV ファイルの 1 行目のデータが列見出しでない場合は、このチェック ボックスをオフにします。

日付と時刻を自動検出形式

CSV ファイルで使用されている日付と時刻の形式を TimeLiner に判定させる場合、[Automatically Detect Date/Time Format]オプションを選択します。TimeLiner は最初に、いくつかのルールを使って、ドキュメントで使用されている日付と時刻の形式を判別しようとします。判別できなかった場合は、システムのローカル設定が使用されます。

特定の日付/時刻形式を使用

[特定の日付/時刻形式を使用]オプションは、使用する日付と時刻の形式を手動で指定する場合にオンにします。このラジオ ボタンが選択されている場合、必要なフォーマットを表示されているボックスに入力します。下記の有効な日付/時刻コードの一覧を参照してください。

注: 日付/時刻を表す列の中に、手動で指定された形式を使って有効な日付/時刻値にマップできないデータを持つフィールドがあった場合は、TimeLiner は元に戻って、自動日付/時刻形式を使用します。

フィールドマッピング グリッド

フィールドマッピング グリッドの左の列には、現在の TimeLiner スケジュールのすべての列が表示され、右の列には読み込まれたフィールドを TimeLiner の列にマップするためのドロップダウンが表示されます。

注: [行 1 は見出しを含む]がオンになっている場合、CSV ファイルからデータを読み込むと、グリッドの[外部フィールド名]列には CSV ファイルの 1 行目のデータが表示されます。それ以外の場合は、既定で 列 A列 B などになります。
タスク名

このフィールドは、CSV データを読み込む際に表示され、必須です。このフィールドをマップしない場合は、エラー メッセージが表示されます。

同期 ID

このフィールドは、読み込まれている各タスクを一意に識別するために使用します。これにより、スケジューリング ソフトウェア内の外部スケジュールに対して大幅な変更が行われた場合でも、同期を正常に実行できます。既定の動作では、各ソースに最も適したフィールドが使用されます。適切に定義された一意 ID が存在しないソースもあります。その場合は、フィールドを手動で選択する必要があります。

注: 同期 ID はすべてのデータ ソースに対してマッピングされる必要があります。このマッピングが[フィールド選択]ダイアログ ボックスで手動で行われない場合は、外部のプロジェクト スケジュール設定ソフトウェアによって自動的にマッピングされます。 CSV ファイルからデータをインポートすると、同期 ID は手動でマッピングされます。 CSV ファイルに増分数値などの一意のデータを持つ列を作成し、その列を選択したフィールドにマッピングすることが推奨されます。この一意のデータは、CSV ファイル内の行に対して設定されたら、データ ソース リンクの再構築や同期を可能にするよう、同じ状態で保持されなくてはなりません。
タスク タイプ
このフィールドは、読み込まれている各タスクにタスク タイプを自動的に割り当てるのに使用します。
注: データを外部のプロジェクト スケジュールからインポートする前に、[設定]タブで新しいタスク タイプを追加して、それらのタスク タイプがインポート時に認識されるようにする必要があります。
表示 ID

このフィールドは、CSV データを読み込む際に表示されます。ID が外部スケジュール設定ソフトウェア内で提供されている場合は、データ ソース プラグインは自動的に表示 ID をマッピングします。しかし、CSV のインポート時には、このフィールドは手動でマッピングする必要があるもので、必須のフィールドではありません。表示 ID に自動または手動でマッピングされるフィールドは、[タスク]タブの表示 ID 列に表示されます。

計画開始日

このフィールドは、計画された開始日を識別するために使用します。これにより、計画された日付と実際の日付の比較を行い、シミュレートできます。

計画終了日

このフィールドは、計画された終了日を識別するために使用します。これにより、計画された日付と実際の日付の比較を行い、シミュレートできます。

実際の開始日

一部のプロジェクト ソースは、それぞれ異なる目的の複数の開始日をサポートします。既定の動作では、各ソースに最も適した有効な日付が使用されます。既定で選択されているものと異なる場合に、このフィールドを使用して[実際の開始]の日付を定義できます。

実際の終了日

一部のプロジェクト ソースは、それぞれ異なる目的の複数の終了日をサポートします。既定の動作では、各ソースに最も適した有効な日付が使用されます。既定で選択されているものと異なる場合に、このフィールドを使用して[実際の終了]の日付を定義できます。

[材料費]

このフィールドは、読み込まれている各タスクに材料費を自動的に割り当てるのに使用します。

[労務費]

このフィールドは、読み込まれている各タスクに労務費を自動的に割り当てるのに使用します。

[装置費]

このフィールドは、読み込まれている各タスクに装置費を自動的に割り当てるのに使用します。

[外注費]

このフィールドは、読み込まれている各タスクに外注費を自動的に割り当てるのに使用します。

ユーザ 1 ~ユーザ 10

プロジェクト ソースからカスタム データ フィールドをリンクできる 10 個のユーザ フィールドです。

[すべてをリセット]ボタン

このボタンは、すべての列マッピングをクリアし、可能な場合は CSV インポート設定を既定値にリセットするのに使用します。

有効な日付/時刻コード

d、%d

特定の月の日付。1 桁の日付には、先頭にゼロが付きません。

dd

特定の月の日付。1 桁の日付には、先頭にゼロが付きます。

ddd

曜日の短縮名。

dddd

曜日の完全名。

M、%M

月の数字。1 桁の月には、先頭にゼロが付きません。

MM

月の数字。1 桁の月には、先頭にゼロが付きます。

MMM

月の短縮名。

MMMM

月の完全名。

y、%y

年の下 2 桁。10 より小さい場合、先頭にゼロが付きません。

yy

年の下 2 桁。10 より小さい場合、先頭にゼロが付きます。

yyyy

4 桁の年。

h、%h

12 時間表記の時間。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きません。

hh

12 時間表記の時間。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きます。

H

24 時間表記の時間。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きません。

HH

24 時間表記の時間。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きます。

m、%m

分。1 桁の分には、先頭にゼロが付きません。

mm

分。1 桁の分には、先頭にゼロが付きます。

s、%s

秒。1 桁の秒には、先頭にゼロが付きません。

ss

秒。1 桁の秒には、先頭にゼロが付きます。

t、%t

午前/午後指定の 1 文字目。

tt

午前/午後指定。

z

GMT 時間帯オフセット("+" または "-" の後に時間のみ)。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きません。

zz

時間帯オフセット。1 桁の時間には、先頭にゼロが付きます。

zzz

時間と分からなる詳細な時間帯オフセット。1 桁の時間と分には、先頭にゼロが付きます。例: "-8:00"。