Object Enabler の概要

Object Enabler (OE)は、カスタム オブジェクトの翻訳機とみなすことができます。AutoCAD® プラットフォームに基づくアプリケーション(AutoCAD® Architecture などのオートデスク製品と Bentley AutoPlant などオートデスク以外の製品)は、DWG ファイル形式に保存されるカスタム オブジェクトを生成します。これらのカスタム オブジェクトは通常、これらのアプリケーションに組み込まれたコンテンツ ライブラリに見つかります。

多くのアプリケーションには DWG ファイルを読み込む機能がありますが、オーサリング アプリケーションを除いてカスタム オブジェクトを解釈することはできません。その結果、必要な OE が DWG ファイルを読み込むマシン上にインストールされている場合を除いて、DWG ファイル リーダは、そのようなカスタム オブジェクトをプロキシ グラフィックス(ワイヤフレーム ジオメトリ)として誤って表示します。

注: Autodesk Navisworks には、2008、2009、2010、および 2015 バージョンの RealDWG™ が含まれています。したがって、2008 から 2015 までの OE と Autodesk Navisworks を組み合わせて使用できます。2008 より前の OE は使用できません。ただし、OE は後方互換性があるため、古いバージョンの DWG ファイルの読み込みをサポートするために、最近の OE をインストールすることができます。