概要 - 配管接続を設定する

コネクタとは、配管の結合に使用するコンポーネントおよびファスナのことです。配管を接続するための条件を設定し、接続の作成に使用するコンポーネントおよびファスナを指定できます。

継手のタイプは、「簡易」か「複合」かのいずれかです。

  • 簡易継手では、配管の結合に使用するファスナ(例: 溶接、ボルト セット)を指定します。溶接継手、フランジ継手、ソケット継手など、既定の簡易継手タイプは、呼び径と一致する配管を接続するために用意されています。また、簡易継手では、接続をサポートするパーツ(例: ガスケット)も指定されます。
  • 複合継手では、配管を接続するための接続コンポーネントまたはアダプタ(例: 溶接ネック フランジ)を指定します。既定の複合継手タイプには自動フランジが含まれます。自動フランジでは、配管と継手の直径、圧力クラス、および向きが一致する場合にフランジ接合コンポーネントを追加します。

たとえば、プレーン エンドの配管をフランジ形バルブに接続する場合、簡易継手タイプではプレーン エンドの端点タイプをフランジの端点タイプに接続できません。自動フランジ複合継手タイプでは、フランジ接合コンポーネントをラインに追加します。このラインは、2 つの簡易継手タイプによって各端点に接続されます。

1 つのプロジェクトでフィート コンポーネントとメートル コンポーネントの両方を使用した場合、各簡易継手でANSIからDINへの接続を許可するかどうかを指定できます。モデリング プロセス中に設計者が図面でフィート接続またはメートル接続を作成すると、メッセージが表示されます。

注:

簡易継手で使用できるファスナの一覧はカスタマイズできません。Plant 3D クラス定義に追加することもできません。