部材拾い出し集計表用に Revit が計算するマテリアルの体積と面積を直接取得する方法があります。
メソッドは、Category.HasMaterialQuantities プロパティが True になる要素のカテゴリに適用されます。実際は、これは複合構造を使用する要素(壁、屋根、床、天井、その他の一部の基本的な 3D 要素(階段など))、マテリアルをファミリのジオメトリ(窓、ドア、柱、MEP 設備、家具など)に割り当て可能な 3D ファミリ、一般的なモデル ファミリに限定されます。これらのカテゴリには、マテリアル数量を抽出する方法についての制約がある点にも注意してください。たとえば、カーテンウォールとカーテン屋根自体はマテリアル数量を報告しません。これらの構成によって使用されるマテリアルは、カーテン システムを構成している個々のパネル要素から抽出できます。
Revit によって計算された体積や領域は場合によっては近似値になる点に注意してください。たとえば、壁内の個々のレイヤの場合、モデルに表示される体積と部材拾い出し集計表に表示される体積の間にわずかな差が見られることがあります。このような差は、壁のスイープ ツールを使用してスイープまたはリビールを壁に追加した場合や、特定の結合状態が存在する場合に発生する傾向があります。
SDK サンプル「MaterialQuantities」は、マテリアル数量抽出ツールと切り出し要素(開口部、窓、ドア)の一時的な抑制の両方を組み合わせて、グロスおよびネットの両方のマテリアル数量を抽出します。