建築モデルを 3ds Max Design に書き出す、カスタムのスイート ワークフローを作成する場合は、目的の結果が得られるよう、慎重に設定を定義します。
ファイル リンク
ソースとターゲット ドキュメント間のリンクの動作を設定します。
ファイル リンクを使用すると、建築モデルのオブジェクトに関連付けられている設計データと、ターゲット ファイルのオブジェクトの間にリンクと参照が構築されます。このリンクは更新、修正、または置換することができます。建築モデルを変更すると、マテリアルやテクスチャなどのプロパティへの修正を、ターゲット ファイルで更新することができます。
ターゲット ファイルへの変更は、建築モデルには影響しません。
オプション
- ターゲット シーン: ワークフロー インスタンスごとに 3ds Max Design シーンを選択するか、またはワークフローが常時新しいシーンをターゲットとするかを指定します。
- ユーザに依頼: このワークフローを実行すると、ターゲットとして新規または既存のシーンを選択するように求めるダイアログ ボックスが表示されます。
- 新しい 3ds Max シーンをターゲット: モデルを受け取る新しい 3ds Max Design ファイルを作成します。
- ターゲット シーンで見つかった既存のリンク: ワークフローによる建築モデルへの既存のリンクの処理方法を指定します。
- ユーザに依頼: このワークフローを実行すると、建築モデルへの既存のリンクの再ロード、アタッチ解除して再作成、保持して再作成を選択できるダイアログ ボックスが表示されます。
- 常時: このワークフローで、建築モデルへのリンクを常時どのように処理するかを指定します。
- ソース ファイルを再ロード: ターゲット シーンにある建築モデルへのリンクを常時再ロードします。
- アタッチ解除して、新しいリンクを作成: ターゲット シーンにある建築モデルへのリンクを常時アタッチ解除して再作成します。リンクされたオブジェクトに適用されている編集(樹脂の用途またはマテリアル モディファイヤなど)を削除する場合は、このオプションを使用します。
- 維持して、新しいリンク インスタンスを追加: 建築モデルへのリンクを常時維持し、同じファイルに新しいリンクを追加します。
- マテリアル: ワークフローがマテリアルの割り当てをどのように処理するかを指定します。
- Max のシーン マテリアル定義を使用: 同じ名前のマテリアルを読み込んだ場合に、3ds Max Design マテリアル定義に基本設定を指定します。
- リロード時に 3ds Max シーン マテリアル定義を維持: リンクされた建築モデルを再ロードした場合でも、3ds Max Design で作成したマテリアル定義を維持します。
タイプ別に含める
ソースの建築モデルからどのオブジェクト タイプを読み込むかを指定します。
オプション
- 照明: ソース モデルから、フォトメトリック照明などの照明プロパティを読み込みます。
- デイライト システム: ソース モデルからの太陽設定を読み込みます。
- カメラ: ソース モデルから、カメラ プロパティを読み込みます。
- モデルの原点でヘルパーを作成: ハンドルとして機能するダミー ヘルパー オブジェクトを作成することにより、3ds Max Design シーン内でモデルを移動する方法を提供します。
- 自動スムーズ隣接面: 隣接面をスムーズに、または特定の角度でシャープになるようにします。
エンティティを結合
3ds Max Design における Revit オブジェクトのグループ化および編成方法を指定します。
- Revit マテリアル別: 同じマテリアルを共有するすべてのオブジェクトが、1 つの 3ds Max Design オブジェクトになります。たとえば、ガラスのマテリアルを持つすべての Revit オブジェクトが 1 つの 3ds Max Design オブジェクトになります。
- Revit カテゴリ別: 同じ Revit カテゴリに属するすべてのオブジェクトが、1 つの 3ds Max Design オブジェクトになります。たとえば、すべての壁を 1 つのオブジェクトにし、すべてのドアを別のオブジェクトにすることができます。
- Revit ファミリ タイプ別: 同じ Revit ファミリ タイプに属するすべてのオブジェクトが、1 つの 3ds Max Design オブジェクトになります。たとえば、すべての Single-Flush 800 x 2100 ドアを 1 つのオブジェクトにし、すべての Single-Flush 915 x 2134 ドアを別のオブジェクトにすることができます。
- 1 つのオブジェクトとして: すべての Revit オブジェクトが 1 つの 3ds Max Design オブジェクトになります。このオプションを使用することでパフォーマンスが向上しますが、編集機能が制限されます。
- 結合しない: 各 Revit オブジェクトが個別の 3ds Max Design オブジェクトになります。このオプションを使用すると、多数の 3ds Max Design のオブジェクトが作成され、ファイルのサイズが大きくなる場合があります。複雑なモデルにはお勧めしません。