[リアリスティック]表示スタイルについて

リアリスティック スタイルでは編集可能なビューにマテリアルの外観が表示されます。

モデルを回転させると、照明条件の変化に応じてサーフェスが正しく表示されます。[グラフィックス表示オプション]ダイアログから[アンビエント シャドウを表示]を選択して、柔らかい散光をシミュレーションします。

注: 人工照明は、リアリスティック ビューでは表示されません。

Autodesk Revit を使用している場合は、Showcase を使用してモデルのリアリスティック ビューを作成することができます。

「スイート ワークフロー」を参照してください。

[リアリスティック表示スタイル]を使用して、モデルを表示するリアルタイム レンダリングを作成したり、モデルをレンダリングしてフォトリアリスティックなイメージを作成することができます。次のイメージは、これらのレンダリング タイプを示しています。

リアリスティック(リアリスティック表示スタイルを使用)	フォトリアリスティック(レンダリングされたイメージ)

リアリスティック表示スタイルでは、リアリスティックなマテリアルの外観が即座にモデル ビューに表示されます。影と奥行きの設定を適用すると、モデルを回転させて、照明の当たり方が異なる場合のモデルのサーフェスを表示できます。リアルタイム レンダリング ビューを作成するプロセスは、次のとおりです。

1. モデル要素を作成するか、または既存のモデルを開きます。
2. 要素のリアリスティックなマテリアルの外観を指定します。「マテリアル」を参照してください。
3. グラフィックス表示オプションを指定します。
4. 編集可能なビューを開きます。
   注: リアルタイム レンダリング ビューは、製図ビュー、集計表、凡例では使用できません。
5. ビュー コントロール バーでリアリスティック表示スタイルを指定します。

リアリスティック表示スタイルを使用してマテリアルを表示するために、既定で[ハードウェア アクセラレータを使用(Direct3D®)]オプションがオンになっています。Revit の起動時に、コンピュータのビデオ カードおよびドライバが Revit でテスト済みでない場合、またはビデオ カードおよびドライバが最小要件を満たしていない場合は、警告が表示されて、その問題が示されます。警告には、テスト済みのビデオ カードおよびドライバの一覧が掲載されたオートデスク Web サイトへのハイパーリンクがあります。

ハードウェア アクセラレータを使用しないとマテリアルをレンダリングできないため、ハードウェア アクセラレータをオフにすると、リアリスティック表示スタイルはシェーディング表示スタイルと同じように表示されます。ハードウェア アクセラレータ設定にアクセスするには、 [オプション] [グラフィックス]タブ [ハードウェア アクセラレータを使用(Direct3D®)]をクリックします。