スペースのプロパティは、さまざまな方法でアクセスできます。
スペース プロパティにアクセスしたら、プロパティ パレットでスペース プロパティを定義することができます。
タイプ プロパティを変更するには、要素を選択して、[修正]タブ [プロパティ]パネル
(タイプ プロパティ)をクリックします。タイプ プロパティへの変更は、プロジェクト内のすべてのインスタンスに適用されます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
拘束 | |
レベル | スペースが配置される基準のレベル。これは読み込み専用の値です。 |
上限 | スペースの上の境界の計測基点となるレベル。 |
上限のオフセット | 上限レベルから計測して、スペースの上の境界が存在する距離。部屋の上限境界が[上限]のレベルよりも上である場合は正の数を入力し、下である場合は負の数を入力します。[上限]に指定したレベルを使用するには、0 (ゼロ)を入力します。既定値は 10’ (4000 mm)です。 |
下部のオフセット | 基準のレベル([レベル]パラメータで定義)から計測して、スペースの下の境界が存在する距離。部屋の上限境界が基準レベルよりも上である場合は正の数を入力し、下である場合は負の数を入力します。基準レベルを使用するには、0 (ゼロ)を入力します。既定は 0 です。 |
電気照明 | |
平均照度 | スペースの照明。 |
室空間係数 | このパラメータは、照明計算を判断するために部屋の寸法に基づいて自動的に計算されます。詳細は、「照明計算」を参照してください。 |
作業面からの光源までの高さ | 照明計算用のベースとして使用されるレベル。 |
天井の反射率 | 天井の色とサーフェスに基づく反射プロパティ。 |
壁の反射 | 壁の色とサーフェスに基づく反射プロパティ。 |
床の反射率 | 床の色とサーフェスに基づく反射プロパティ。 |
電気負荷 | |
エリアごとの HVAC 負荷を設計する | スペースの HVAC 負荷(合計)。この値は、指定するか、冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |
実 HVAC 負荷 | 統合された冷暖房負荷分析ツールによって計算される、スペースの暖房負荷(全熱)。 |
エリアごとの他負荷を設計する | スペースの他負荷(合計)。この値は、指定するか、冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |
実他負荷 | 統合された冷暖房負荷分析ツールによって計算される、スペースの他負荷の合計。 |
機械 - 風量 | |
指定した給気風量 | スペースに取り込まれた給気風量。この値は、指定するか、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |
計算された給気風量 | スペースの暖房および冷房に必要な合計風量。この値は、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |
実給気風量 | スペースの総給気風量。この値は、スペースのすべての給気ターミナルから得られた風量の合計です。 |
還気風量 | スペースで還気風量が計算される方法を決定します。次の値のいずれか 1 つを選択できます。
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指定した還気風量 | スペースから削除された合計還気風量。[還気風量]パラメータに[指定]が選択されている場合にのみこの値を指定できます。そうでない場合は、このパラメータは使用できなくなり、値は還気風量に選択されている値によって決定されます(上記参照)。 |
実還気風量 | スペースの総還気風量。この値は、スペースのすべての還気ターミナルから得られた風量の合計です。 |
指定した排気風量 | スペースの総排気風量。この値は指定できます。 |
実排気風量 | スペースの総排気風量。この値は、スペースのすべての排気ターミナルから得られた風量の合計です。 |
寸法 | |
エリア | 部屋の境界要素から計算された実面積。読み込み専用の値です。 |
周長 | 部屋の周長。これは読み込み専用の値です。 |
既定の天井高さ | [レベル]、[上限]、[上限のオフセット]、[基準レベルからのオフセット]の部屋の高さパラメータに基づいて想定される部屋の最大高さ。これは読み込み専用の値です。(部屋の実際の高さは、介在する床や屋根など部屋の境界要素によって変わることがあります。 |
体積 | 体積の計算が有効な場合の部屋の体積。これは読み込み専用の値です。 |
識別情報 | |
番号 | 割り当てられたスペース番号。この値は、プロジェクトの各スペースで一意である必要があります。番号が既に使用されている場合は Revit MEP で警告が表示されますが、引き続きその番号を使用できます。 |
名前 | 化粧室、キッチンなどのスペース名。 |
部屋番号 | 割り当てられた部屋番号。この値は、プロジェクトの各部屋で一意である必要があります。番号が既に使用されている場合は Revit MEP で警告が表示されますが、引き続きその番号を使用できます。 |
部屋名称 | 会議室やキッチンなど、部屋に付ける名前。 |
コメント | スペースに関するユーザ指定情報。 |
占有者 | スペースを使用する人、グループ、または組織の名前。 |
フェーズ | |
フェーズ | スペースが属するプロジェクト フェーズ。ビュー プロパティに基づいた読み込み専用の値です。 |
エネルギー解析 | |
占有可能 | スペースが占有可能であるかどうかを示します。オンになっている場合は、スペースは占有スペースとして定義されます。一般的に占有されていないものと定義されるようなシャフト、配管用溝、化粧室などスペースに対しては、チェック ボックスをオフにします。このパラメータは負荷の分析に使用されます。 |
天井プレナム空間 | スペースが天井プレナム空間かどうかを示します。オンになっている場合は、スペースは天井プレナム空間として定義されます。このパラメータは負荷の分析に使用されます。 |
ゾーン | スペースに割り当てられるゾーンの名前。 |
条件タイプ |
冷暖房負荷の計算方法を決定します。[無条件]に設定されている場合は、計算される負荷はありません。[暖房]に設定されている場合は、暖房負荷のみ計算されます。[冷房]に設定されている場合は、冷房負荷のみ計算されます。その他の設定は、すべて負荷の計算に使用されます。 次のタイプのいずれか 1 つを選択できます。
このパラメータの値は、conditionType 属性として書き出されます。 注: 1 つのゾーンで、条件付きと無条件のスペースを一緒にしないでください。「無条件スペースについて」を参照してください。
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スペース タイプ | [スペース タイプ設定]ダイアログからスペースのタイプを選択することができます。選択したスペース タイプのパラメータ設定を変更することもできます。このパラメータの値は、spaceType 属性として書き出されます。 |
建物用途 | スペースの構築のタイプ(屋根、壁、床など)を指定します。[建物建設]ダイアログを開いて、スペースの建物用途を選択するか、カスタム建設を定義できます。 |
人間 | スペースの人体負荷の計算方法を指定する[人体負荷]ダイアログが開きます。 |
電気負荷 | スペースの電気負荷を計算する方法を指定する[電気負荷]ダイアログが開きます。 |
計算された暖房負荷 | スペースの暖房負荷(全熱)。この値は、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。プロジェクトが冷暖房負荷の解析結果を受け取る前に、[計算されない]が表示されます。 |
設計暖房負荷 | スペースの暖房負荷(全熱)。この値は、指定するか、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |
計算された冷房負荷 | スペースの冷房負荷(全熱)。この値は、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。プロジェクトが冷暖房負荷の解析結果を受け取る前に、[計算されない]が表示されます。 |
設計冷房負荷 | スペースの冷房負荷(全熱)。この値は、指定するか、統合された冷暖房負荷分析ツールで計算するか、または gbXML ファイルから読み込むことができます。 |