Self-Extract は、インストール用または開発用にダウンロードした製品を準備するための操作性に優れたユーティリティです。ダウンロード中に製品を抽出する Autodesk® Download Manager とは異なり、Self-Extract は Web ブラウザでコンピュータにダウンロードした製品またはスイートのダウンロード後に使用します。ダウンロードの所要時間を短縮するため、オートデスクでは製品を圧縮しパッケージ化しています。そのため、製品をインストールする前に、パッケージから解凍する必要があります。
ファイルを解凍するには、すべての分割ファイルをダウンロードしてから .EXE ファイルをダブルクリックします。オートデスク製品の総ファイル サイズが 4 GB を超え、複数の .EXE ファイルでパッケージ化されている場合、解凍を開始するにはいずれかの分割ファイルをクリックします。1 回の操作ですべての分割ファイルが解凍されます。Self-Extract では、解凍されたファイルの保存先を確認するメッセージが表示され、保存先を変更することができます。ファイルの解凍中に、以下の図で示されているコントロールを使用できます。

Self-Extract のコントロール
| コントロール | 機能 |
|---|---|
| 1 | Autodesk Self-Extract に関する情報を表示します。ヘルプへのリンクがあります。 |
| 2 | Self-Extract を最小化して、Windows タスクバー(画面の右下)に格納します。アクティブな解凍は続行されます。 |
| 3 | Self-Extract を終了して閉じます。 |
| 4 | ファイルの解凍先フォルダのウィンドウを開きます。既定の場所は C:¥Autodesk です。 |
各製品の解凍後、製品をインストールするかどうかを選択できます。後で配置をインストールしたり作成する場合は、準備が整ったら時点で保存先フォルダにある Setup.exe ファイルをクリックします。
オートデスク製品のファイルを解凍し、製品をインストールした後、ダウンロードした .EXE ファイルまたは解凍したインストール ファイルが不要になる場合があります。製品の操作に影響を及ぼさずにファイルを削除できます。また、削除することでコンピュータのディスク容量を解放します。ただし、製品の再インストールまたは修復が必要な場合は、解凍した製品のインストール ファイルがあると役立つため、可能な限り残しておくことをお勧めします。