前のステップにおいて定常状態の流れの分布を計算しました。このステップにおいては、非定常の温度分布の計算を実行します。
設定タブで実行をクリックします:
物理タブをクリックします。
[流れの計算] = オフ
[伝熱計算] = オン
設定タブをクリックします。
[解析モード] = [非定常解析]
[時間刻み幅] = 5
[内部反復数] = 2
結果([保存間隔]で) = 2
[次から継続] = s100
[実行する時間ステップ数] = 16
このシミュレーションの最初の段階では、インテリジェント解析制御が有効になっているため、解析の定常状態段階の収束状況をコントロールできます。非定常の段階では、インテリジェント解析制御を無効にする必要があります。
[解析制御]をクリックします。
[解析制御]ダイアログで[有効]チェックボックスをオフにし、[OK]をクリックします。
計算をクリックして、解析を開始します。
これらの設定によって、時間とともに変化する解析が実行されます。
時間刻み幅は 5 秒で、合計 80 秒間で 16 回の時間ステップを実行します。これにより、完全に 2 サイクル分の非定常の流入口の温度が解析されます(周期 = 40 秒)。
結果の保存間隔を 2 に設定すると、時間ステップ 1 つおきに保存されます(10 秒ごと)。
流体のみの熱伝導は線形であり、デフォルトの内部繰返数10も必要がないため、時間ステップ毎の内部繰返数は2に減らします。