write_trace_bounce_data

概要: 質量粒子追跡の衝突情報をエクスポートします。

フラグ

write_trace_bounce_data A

A = 1: (オン) = 追跡が更新されるたびに、すべての質量追跡の反発データが自動的に csv ファイルに書き込まれます。

A = 0: (オフ) = 質量追跡の反発データは csv ファイルに書き込まれません(既定)。

説明

浸されたオブジェクトに比べてプレナムが非常に大きい場合、モーション解析によってオブジェクトとその周囲の間の相互作用を適切にシミュレートできないことがあります。このフラグは、質量粒跡線がソリッドや壁面と衝突するときの、質量粒跡線に関する情報を提供します。この情報は、固体の運動が流れに影響を及ぼさない限り、流れと移動固体オブジェクトの間の相互作用を理解するのに非常に役立ちます。

流れの解析が完了した後、目的の位置に1つまたは複数の粒跡線を作成します。質量を有効にします。

このフラグをオンにすると、各質量粒子追跡の衝突をリストしたレポート(「.csv」ファイル)が Autodesk Simulation CFD によって生成されます。

各衝突について、次の項目が記載されます。

  1. 衝突のアニメーション内の時間
  2. 衝突数および衝突の位置(x、y、z座標)
  3. 衝突の慣性前進力を表すベクトル
  4. 衝突前後の流速ベクトル

このファイルは、デザインスタディのシナリオフォルダにあります。