設定の指定

材料、境界条件、初期条件、手動メッシュ作成、モーション、および実行ダイアログでは、設定の入力に物性値テーブルを使用します。

タスクごとに、テーブルは2列に分かれています。

プロパティテーブルは解析データを指定する一貫したアプローチを提供するように設計されており、場所をとりません。

クイック編集ダイアログには、以下のような複数のタイプのメニューや選択項目があります。

メニューリスト

メニューでは1つのプロパティに対して複数の選択肢が提供されます。メニューリストを展開するには、フィールド内の任意の場所をクリックします。

ボタン

ボタンはエントリに対してコマンド(垂直速度の方向を反転させるなど)を直接適用するか、または別のダイアログ(材料エディタなど)を起動するアクション項目です。これらは、記号のない文字列として値のフィールドに表示されます。クリックするとボタンが表示され、コマンドが起動します。

ポップアウトダイアログ

方向またはグラフィックスによる入力を必要とする設定もあります。例としては、材料での内部ファンに対する流れ方向やモーションダイアログでの流体力による運動に対する境界位置などが挙げられます。

このようなエントリはポップアウトダイアログを使用して作成され、値のフィールドに“...”記号が表示されます。値のフィールド内の任意の場所をクリックすると、ポップアウトダイアログが表示されます。

ポップアウトを使用し、必要な方向やその他の入力を指定します。いくつかのポップアウトには、モデル上を選択することにより方向をグラフィック表示から選択する方法があります。この方法は、「サーフェス選択...」ボタンでアクティブになる。終了後にポップアップを閉じるには、物性値テーブル上の任意の場所をクリックします。

入力フィールド

入力フィールドには、ユーザーが値をキー入力する必要があります。物性値列のテキストは赤の太字で表示されます。フィールドをクリックし、希望の値をキー入力します。入力を終了するには、ダイアログのフィールド以外の場所をクリックします。

チェックボックス

チェックボックスは切り替えに使用します。

拡張メニュー

いくつかのダイアログでは、選択に基づいてメニューが展開または縮小される。モーションタスクの自由運動ダイアログが良い例です。

オプションにチェックを入れることでメニューが展開される場合もあります。実行ダイアログの電熱計算がこの例です。