概要: シュミット数を使用するスカラー拡散モデルを有効にします。
フラグ
TURB_SCALAR A
A = 0: (既定)既定のスカラー方程式を、指定された拡散係数とともに使用します。(スカラーを有効にし、拡散係数を指定するには、実行ダイアログを開き、物理現象タグをクリックします。アドバンストダイアログを開き、一般スカラーをクリックします。)
A = 1: スカラー方程式が乱流粘性係数(渦粘性係数)に基づくように変更します。
説明
ほとんどのスカラー濃度スタディでは、デフォルトの数値モデルと指定された拡散係数が適切です。
ただし、スカラー混合モデルでは、コアの流れを通過するよりも壁面付近の方が、スカラー量が速く広がるように見えます。この現象は、シュミット数が 100 を超える場合によく発生します。
シュミット数 = 粘性係数 / (密度 * 拡散係数)
局所的な乱流効果を考慮するには、このフラグを使用してスカラー拡散関係式を変更します。