ユーザ インタフェースメニューには、個別の作業方法や作業環境に合わせてユーザ インタフェースをカスタマイズする多数の方法が含まれています。
[遠近法表示]
遠近法表示を有効にするかデフォルトで無効にするかを選択します。
遠近法は、遠くにあるものを小さく表示することによってモデルの「奥行き」を表現します。この表示は、より物理的にリアルな表示を提供します。遠近法を無効にすると、モデルは正射法で表示されます。正射法では、モデルエンティティが実際のサイズで表示されます。これは、モデルが直交座標系の軸と整列されているときに、選択を実行するのに便利です。
正射法:
遠近法:
[選択モードを変更する際に非表示設定を保持]
はいを選択すると、選択モードを変更しても非表示状態が維持されます。
[ボリューム非表示の際にエッジを非表示にする]
はいを選択すると、エッジを所有するボリュームを非表示にしたときに、エッジも非表示になります。これにより、隣接する部品を非表示にしたときに内部要素が見やすくなります。
[座標軸を表示]
はいを選択すると、デフォルトで座標軸が表示されます。
[凡例レベル]
解析結果を表示する際のデフォルトの凡例レベル数を設定します。デフォルトは新しいモデルに対して24レベルです。
[背景色]
CAD依存を選択すると、起動するCADシステムの背景色が使用されます。
既存のデザインスタディを開くと、背景色は前回のセッションの背景色と同じになります。いずれのCADツールからも起動されなかった新規デザインスタディの背景色は、背景色ダイアログで指定されたデフォルト色になります。
[ユーザ定義]を選択すると、[背景色]ダイアログで指定された背景色になります。
[初期条件タスク アイコンを表示]
既定値の[いいえ]は、[設定]タブの[初期条件]コントロールを非表示にします。
初期条件コントロールをデフォルトで表示するには:
[モーション タスク アイコンを表示]
デフォルト値のいいえは、設定タブのモーションコントロールを非表示にします。
モーションコントロールをデフォルトで表示するには:
[適用可能な場合にはジオメトリ ツールを表示]
既定値の[はい]は、ジオメトリに潜在的な問題が見つかった場合に[ジオメトリ]ダイアログを自動で表示します。これは、このソフトウェアでモデルを初めて開く場合にのみ発生します。
[開始長さ単位]
デフォルトの長さの単位を選択します。m、cm、mm、foot、inch-BTU/s、および inch-Watt を選択できます。
解析結果単位
結果単位ダイアログは、解析結果スカラーのデフォルト単位を指定するために使用します。多くの企業では、社内で使用する解析結果の単位に関するガイドラインがあるので、このダイアログでデフォルトを設定しておけば、解析のたびに手動で変更する必要がなくて便利です。
デフォルトの選択肢は、各量に対する最初の項目であり、単位系が選択されていない場合に表示されます。「既定」選択の各量は、現在の単位系の既定の単位を使用して表示されます。
1つの量に対して選択したデフォルト単位は、関連するすべての量にも適用されます。例えば、流速に対してmm/hがデフォルトとして選択されている場合、絶対流速はもちろん、すべての流速成分がmm/hで表示されます。関連する量は、下表に示す通りです。
流速 | 流速 |
Vx-速度 | |
Vy-速度 | |
Vy-速度 | |
絶対速度 | |
X方向の絶対速度 | |
X-方向の絶対速度 | |
Z方向の絶対速度 | |
圧力 | 静圧 |
全圧 | |
絶対静圧 | |
粘度 | 粘度 |
有効粘性係数 | |
熱伝導率 | 熱伝導率 |
有効熱伝導率 | |
温度 | 温度 |
全温度 | |
せん断応力 | せん断応力 |
壁面せん断応力 |
[ワイヤフレームで操作]
既定の設定の[オフ]は、モデルの操作中に現在のモデルの外観が維持されます。
オンを選択すると、操作中にモデルはアウトラインとして自動的に表示されます。
[操作モード]
起動時の既定のマウス モードを設定します。特定のCADシステムのマウス操作モードを使用するには、CADシステムを選択します。
デフォルトモード(Autodesk Simulation CFD)に加えて、サポートされているCADシステムを模倣した複数のモードを使用できます。
[ズーム方向を反転]
既定では、スクロール ホイールを順方向に回転すると、モデルが縮小ズームされます(画面上での表示サイズが小さくなります)。ただし、一部の CAD システムでは、順方向にホイールをスクロールすると、拡大ズームされます。この動作を有効にするには、[ズーム方向を反転]メニューで[オン]を選択します。