応力線形化

[応力線形化]インタフェースでは、全体座標系における 6 つの応力テンソルをモデルの 2 点の節点で定義した任意のラインとともに表示できます。このインタフェースは、線形材料による静解析の完了後に[結果]環境で[結果コンター] [その他の結果] [応力線形化]を選択すると開きます。応力線形化は、ブリック、4 面体、2D 要素でのみ可能です。このコマンドを実行すると、次の画面が表示されます。

画面のラベルと対応する主なセクションは次のとおりです。

  1. ツールバー - 各ボタンの詳しい機能は、「ツールバーの定義」を参照してください。
  2. 表示領域 - この領域には、ツールバーで指定された応力テンソルの結果を反映したモデルが表示されます。2 つの節点を右クリックすると、ラインを定義して応力の解析結果を線形化できます。
  3. グラフ領域 - この領域には、定義した応力分類線(Stress Classification Line, SCL)に基づいて応力解析結果のグラフが表示されます。この領域は、SCL の定義後にのみアクティブになります。この領域の詳しい機能は、「グラフ領域」を参照してください。
  4. 線形化制御 - このセクションで、応力線形化の基準となる SCL の方向を定義します。詳細は「線形化制御」を参照してください。
  5. ステータス バー - このバーにはモデルの統計情報が表示されます。
注: 応力線形化を表示した結果では、モデルの単位系が使用されます。別の表示単位系をアクティブにした後に[結果コンター] [その他の結果] [応力線形化]をクリックしても、結果への影響はありません。