大量のファイルを処理する場合、パフォーマンスのしきい値を変更すると、処理性能の影響を最小限に抑えることができます。
管理ユーティリティを使用すると、大量のファイルを処理する際の通知設定を指定できます。
- [ツール]
[管理]の順に選択します。
- [管理]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]タブを選択します。
- [パフォーマンスのしきい値]セクションで、[設定]をクリックします。[パフォーマンスのしきい値]ダイアログが表示されます。
- [一般的なファイル処理]セクションで、一般的なタスクの実行時に処理できるファイル数を指定します。このファイル数を超えると、サーバのパフォーマンスに影響を与える可能性があることを伝える警告がユーザに通知されます。しきい値は、1,000 ~ 10,000 の範囲で指定できます。既定では、5,000 に設定されています。
- 一般的なタスクの実行時に、問題なく処理できるファイル数を指定します。このファイル数を超えると、エラーが発生して、ユーザは次の操作に進めなくなります。しきい値は、1,000 ~ 10,000 の範囲で指定できます。ただし、警告のしきい値に指定した値よりも大きくする必要があります。
- [パフォーマンスのしきい値]セクションで、作業スペースの同期時に処理できるファイル数を指定します。このファイル数を超えると、サーバのパフォーマンスに影響を与える可能性があることを伝える警告がユーザに通知されます。ファイル数のしきい値の範囲は 1,000 ~ 10,000 にすることができます。既定は 3,000 です。
注: 接続されたワークグループ環境では、パフォーマンスのしきい値はすべてのワークグループとすべてのサイトに適用されます。
ヒント: 設定する処理性能しきい値が小さいと、サーバ処理性能は向上します。