Microsoft Office Vault Add-in および Microsoft Outlook Vault Add-in をインストールした後、追加の設定手順を実行する必要があります。
Microsoft Office アプリケーションでの一般的なタスク
Vault とともに使用する Microsoft Outlook を設定する
Microsoft Outlook Vault Add-in のインストールが完了した後、Vault とともに使用できるように Microsoft Outlook を設定するには、このセクションの手順を実行します。
パート 1: MSG iFilter を設定する
Outlook の電子メールからファイルのプロパティを抽出するには、すべてのクライアント マシンおよび ADMS が実行されているマシンに MSG iFilter をインストールして設定する必要があります。
- Windows 8
- Windows 8 の場合、Outlook の MSG iFilter がオペレーティング システムに用意されています。
- Windows 7、2008、および 2012
注: MSG iFilter のインストール後にシステム パフォーマンスに影響が生じる場合、パフォーマンス向上を図るために、インデックス作成オプションを変更する方法の詳細については、「
Vault メンテナンスの実行」を参照してください。
パート 2: Outlook のプロパティを設定する
Outlook Add-in のインストール後に、Vault 管理者は次に示す手順に従って、次の 2 つのプロパティをマッピングすることをお勧めします。
- Vault Client で、を選択します。
- [動作]タブを選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。
- [新規作成]をクリックし、新しいユーザ定義プロパティ(UDP)を作成します。
- [名前]フィールドに「電子メールの内容のトピック」と入力します。
- [関連付け]フィールドで、電子メールの割り当て先にするカテゴリを選択します。
- プロパティを作成する前に、[電子メール]カテゴリを作成することもできます。
- [マッピング]タブで、Vault 内またはディスク上の電子メールを選択し、UDP を[アイテム名]ファイル プロパティにマッピングします。
- [OK]をクリックします。
- 手順 3 ~ 7 を繰り返して、電子メール送信日 UDP を[送信日]ファイル プロパティにマッピングします。
- 各種の管理ダイアログ ボックスをすべて閉じます。
- Outlook を起動し、Vault にログインします。
- [設定]ボタンをクリックします。
- [内容のトピックのプロパティを指定]フィールドで、電子メールの内容のトピック UDP を選択します。
- [送信日時のプロパティを指定]フィールドで、電子メール送信日 UDP を選択します。
- [OK]をクリックします。
これらのプロパティの設定を行うと、Outlook Add-in により、電子メールの内容が Vault でファイルの関連付けとして処理されます。Vault Client の[構成ドキュメント]タブと[参照先]タブを使用して、Vault にチェックインされるすべてのメールの電子メール スレッドを表示できます。
アドインの使用方法の詳細については、「Outlook 用 Vault Add-in」を参照してください。