Vault Office のインストール

Autodesk Vault Office をインストールすると、Microsoft Office アプリケーション内から Vault サーバに接続して Vault の機能を使用できるようになります。

ファイルの追加、ファイルのチェックイン、ファイルのチェックアウトなど、Thin Client を使用して、読み取りタスクと書き込みタスクを実行するには、Vault Workgroup および Vault Professional のユーザは、事前に Vault Office Server をインストールしておく必要があります。Vault Office Server をインストールしていない場合、ユーザは Thin Client で Vault 内のデータを確認することしかできなくなります。

Autodesk Vault Office には、CAD 以外のドキュメントのユーザを対象にした Vault Office Thick Client も用意されています。

注: Vault Office Thick Client は Autodesk Vault 2015 R2 でのみ使用できます。

Vault Office 2015 および Vault Office 2015 R2 の要件

ブラウザ

• Internet Explorer® 9、10、11
• Mozilla Firefox® 25
• Google® Chrome™ 31

サポートされている Microsoft Office 製品

• Office 2010 (SP1)、2013 (32 ビット版または 64 ビット版)

インストールの概要

Autodesk Vault Office は、メインの Vault Server および Vault Client のインストールの一部として組み込まれています。

Vault Office のインストール プロセスは 3 つの主要パートで構成されます。Vault Office を正常にインストールするには、各セクションに記載されている手順を必ず実行してください。

• パート 1: Vault Office のインストールの準備をする

  このセクションに記載されている手順を実行すると、Vault Office および Vault Add-in のインストールを容易に進めることができます。

• パート 2: Vault Office および Vault Add-in をインストールする

  このセクションに記載されている手順を実行すると、Vault Office Server、Vault Office Thick Client、Microsoft Office Vault Add-in、Microsoft Outlook Vault Add-in をインストールできます。

• パート 3: Vault Add-in のインストール後の手順

  Microsoft Office Vault Add-in または Microsoft Outlook Vault Add-in をインストールする場合、このセクションに記載されている手順をインストール後に完了する必要があります。