所有権のリースに関する設定を行う

注: この機能は Vault Professional で使用できます。

接続ワークグループのオブジェクトを変更するには、対象となるオブジェクトの所有権を持っているワークグループにユーザが属している必要があります。ユーザは、オブジェクトの所有権の取得時に、他のユーザが所有権を取得できない期間を選択します。この期間はリースと呼ばれています。リース期間が終了しても、別のユーザが当該オブジェクトの所有権を要求するまで、現在の所有者が所有権を保持します。リース期限が切れると、所有権を要求しているユーザが当該オブジェクトの所有権を取得します。

接続ワークグループ環境の所有権には、2 つのタイプがあります。1 つは Vault オブジェクトの所有権(例: ファイル、フォルダ、変更管理、アイテム、カスタム オブジェクト)、もう 1 つは管理作業の所有権です。

[管理]ダイアログ ボックスの[詳細設定]タブでは、所有権の既定のリース期間を設定することができます。

注: 詳細は、「所有権の管理」を参照してください。

所有権の既定のリース期間を設定するには

  1. [ツール] [管理]の順に選択します。
  2. [管理]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]タブを選択します。
  3. [所有権リース]領域で、[設定]をクリックします。[所有権リース]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. 既定のリース期間を入力します。
  5. [OK]をクリックして変更を保存します。