前のレッスンの多くのテクニックを使用して上部キャビネットを作成します。
レッスンの準備:
キャビネットの左上の板を作成する:

図を見ると、次の手順で指定する板の長さは 11 3/4” であることがわかります。

器具、シンク、窓などがあることを考えて、この設計では上部キャビネットの高さは可変です。ここでは、上部キャビネットはベースのキャビネットとの間に何もない状態で壁に設置されるので、高さは 39” にします。使用可能な空間の合計 93” の一部としてキャビネットを適切に配置できるよう、この高さを負の値で指定します。
値を入力すると、3ds Max によって小数部分が即座に 1/32” の倍数に変換されることに注意してください。
ボックスの上部が適切な高さでベースのキャビネットの上に置かれました。
このボックスを下のキャビネットの左の辺と位置合わせする必要があります。
[位置合わせ](Align Position)領域で、[X 位置](X Position)がオン、[Y 位置](Y Position)と[Z 位置](Z Position)がオフになっていることを確認します。[現在のオブジェクト](Current Object)領域で[最小](Minimum)、[ターゲット オブジェクト](Target Object)で[最小](Minimum)を選択し、[適用](Apply)をクリックします。 
下のキャビネットの左のパネルと位置合わせされた上部キャビネットの左パネル
ポリゴン エッジを追加する:
[編集可能ポリゴンに変換](Convert To Editable Poly)を選択します。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[編集](Edit)パネルで、カーソルをエッジの近くに置くと、仮想のループが緑色で表示され、ループが置かれる場所を目で見て確認できます。
クリックしたエッジに対して垂直なエッジ ループが 3ds Max によって作成されます。


この値は、床から板の最上部までの距離(93”)から板そのものの高さ(39”)を引き、作成する板のカット ラインの幅(–0.75”)を足したものです。

この値は、今から作成する 0.75 インチの背板用のカット ラインです。
ここまでの手順で、キャビネット コンポーネントを構築するために必要なすべての寸法を指定しました。

[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、2 つめのキャビネットの板を作成する:
[オブジェクト](Object)領域で、[コピー](Copy)を選択し、次に[OK]をクリックします。 
[位置合わせ](Align Position)領域で、[X 位置](X Position)がオン、[Y 位置](Y Position)と[Z 位置](Z Position)がオフになっていることを確認します。[現在のオブジェクト](Current Object)領域で[最大](Maximum)を選択し、[ターゲット オブジェクト](Target Object)領域で[最大](Maximum)を選択し、[OK]をクリックします。
[ジオメトリ](Geometry)パネルで 上、下、背面の板を作成する:
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[ポリゴン](Polygons)パネルで、3ds Max によって選択したポリゴンが接続されます。

選択したポリゴンから作成された下、上、背面のパネル
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[選択を修正](Modify Selection)パネルで、
[ループ](Loops)パネルの



棚を作成する:
ベースのキャビネット用に作成した棚と同様、この値は、キャビネットの全体の幅(18 インチ)から各側面の板の幅 3/4 インチおよび必要に応じて棚を除去するための空間を空けるための 1/8 インチのスペースを引いたものです。
[長さ](Length)を棚の奥行きである 10.5 に、[高さ](Height)をキャビネットの板の厚みである 0.75 に設定します。
[位置合わせ](Align Position)領域で、[X 位置](X Position)、[Y 位置](Y Position)、[Z 位置](Z Position)をオンにし、[現在のオブジェクト](Current Object)領域と[ターゲット オブジェクト](Target Object)領域で[中心](Center)を選択して[OK]をクリックします。 
[オブジェクト](Objects)領域で[コピー](Copy)がオンになっていることを確認してから、[OK]をクリックします。 
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、[モディファイ モード](Modify Mode)をクリックしてオンにします。[ジオメトリ](Geometry)パネルで 次はポリゴンにマテリアル ID を割り当てて、別のサブマテリアルを適用できるようにします。
マテリアル ID の割り当て:

ドラッグ アンド ドロップは、マテリアルを適用するもう 1 つの方法です。
[ポリゴン モデリング](Polygon Selection)パネルで、
[プロパティ](Properties)パネル
ドロップダウン領域で、
ドロップダウン領域で、
[ポリゴン モデリング](Polygon Selection)パネルで、基点を調整する:
最後に、上部キャビネットを修正して、基点で示されるローカルの座標が下のキャビネットと同じになるようにします。こうすると、次にシーンに上部キャビネットを配置する場合に、床に対して適切な高さで下のキャビネットと整列して配置されます。
[移動/回転/スケール](Move/Rotate/Scale)領域で、[基点にのみ影響](Affect Pivot Only)をオンにします。
[位置合わせ](Align Position)領域で、[X 位置](X Position)、[Y 位置](Y Position)、[Z 位置](Z Position)をオンにして、[現在のオブジェクト](Current Object)領域と[ターゲット オブジェクト](Target Object)領域で[基点](Pivot)を選択して[OK]をクリックします。 
左: 基点の調整前の上部キャビネット
右: 基点の調整後の上部キャビネット
[基点調整](Adjust Pivot)ロールアウト
[移動/回転/スケール](Move/Rotate/Scale)領域で、[基点にのみ影響](Affect Pivot Only)をオフにします。 作業を保存する: