キャビネットのドアにフラットで均等なサーフェスが必要な場合は、このチュートリアルでここまでに説明してきたポリゴン モデリングのテクニックを使用します。ただし、さらに詳細を追加する必要がある場合は、このレッスンで説明するように、押し出しとベベル プロファイリングを使用できます。
レッスンの準備:
基本的なドアを作成する:


1 番目のコーナー

2 番目のコーナー
この値は、キャビネットの他の部分で使用する板の厚みの 0.75 インチよりも少し少なくなっています。後で押し出しを使用してドアのサーフェスに詳細を追加するときに、ドアの厚みを増やします。

キャビネットから少し離れたドアのトップ ビュー
押し出しを使用してシンプルなインセットを作成する:
[編集可能ポリゴンに変換](Convert To Editable Poly)を選択します。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[ポリゴン](Polygons)パネルで、
3ds Max によって[インセット](Inset)ツールのキャディ コントロールが表示されます。


これによって、選択したポリゴンに 3 インチのインセットが作成されます。
[ポリゴン](Polygon)パネルで、
中央のパネルが1/4 インチへこんだシンプルなドアが作成されます。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[選択を修正](Modify Selection)パネルで、3ds Max によってパネルのインセットの周囲にあるループが選択されます。

[エッジ](Edges)パネルで、

盛り上がったパネルの内側のエッジに少しベベルが付きました。
押し出しと面取りを組み合わせると、単純な形状のドアを効率よく作成できます。さらに詳細を追加する場合は、ベベル プロファイルを使用します。
ベベル プロファイルを使用して詳細を追加する:
この手順では、前に戻って[ベベル プロファイル](Bevel Profile)モディファイヤと 2 つの 2D スプラインを使用して完全に新しいキャビネットのドアを作成します。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで 
この長方形をベベル プロファイルの作成に必要な 2 つのスプラインのうちの 1 つとして使用します。このスプラインは、べべルの範囲を定義します。
2 本目のスプラインを追加する必要があります。こちらは、ベベルそのもののシェイプを定義します。自分でスプラインを描画するか、次の図で示すように、ライン ツールを使用して既存のモデリング プロファイルのイメージをトレースすることができます。

サンプルのキャビネットのドア パネルの断面図。スプライン(赤)はトレースされたプロファイルの一部
シーン ファイル kitcab_2.max では、3 本のスプラインが既に使用できるようになっています。

キャビネットの右側に、3 本のスプラインがフロア レベルに表示されます。

[モディファイヤ リスト](Modifier List)で、[ベベル プロファイル](Bevel Profile)を選択します。 


キャビネット(左)とスプラインのプロファイル(右)
上部キャビネットにベベル付きのドアを作成する:


ドアにスプライン プロファイル B を適用したキャビネット
次に、基点を調節してドアが適切に開くようにします。
ドアの基点を調節する:
[移動/回転/スケール](Move/Rotate/Scale)領域で、[基点にのみ影響](Affect Pivot Only)をオンにします。
[移動](Move)を選択します。 
キャビネットのドアの左の辺に再配置された基点
[回転](Rotate)を選択します。 
ここまでは、ドアが蝶番で動いているように見えるように基点を調節しました。次は、ドアを開ける必要がない場合の状況に合わせてキャビネットを修正します。
ドアを固定する:
[編集可能ポリゴンに変換](Convert To Editable Poly)を選択します。
[ジオメトリ](Geometry)パネルで こうすると、下のドアがキャビネットの残りの部分にアタッチされます。
ドアのマテリアルのプロパティを設定する:
(ドアのパーツでない面を領域選択した場合は、Alt+クリックで面を選択から除去します。)

次のレッスンでは、上と下の 2 つのキャビネットを基に別のキッチン キャビネットを作成する方法を学習します。キャビネットのバリエーションは、寸法が異なるかシンメトリです。
作業を保存する: