このレッスンでは、夕方の照明用にシーンを設定し、それに合わせて露出も調整します。
レッスンの準備:
時刻を夕方に変更する:
[時間](Hours)領域で、[時間](Hours)を 18 に、[分](Minutes)を 30 に設定します(午後 6:30、すなわち 1830 時)。 
シーンはかなり薄暗くなりますが、この時刻に合わせて露出を正しく調整することによって改善できます。
[露出](Exposure)領域の[シャッタ スピード](Shutter Speed)は、カメラの角度を太陽に向けた場合の適切な露出に設定されています。しかし、カメラ レンズの絞りを調整することによってシーンに入ってくるライトの量を増加することができます。 
全体的な照明は大幅に改善されましたが、日輪のアウトラインが失われています。
日没の露出を作成する:
オブジェクトがいかにも沈んでいく太陽によって照らされているかのようなシーンの露出を調整しましょう。
[コントロール パラメータ](Control Parameters)ロールアウト
[時間](Hours)領域で、[時間](Hours)を 19 に、[分](Minutes)を 40 (午後 7:40、すなわち 1940 時)に設定します。 
シーンは非常に暗いようですが、これは露出がまだ早い時刻に設定されているからです。

「mr Physical Sky シェーダ」によって空の鮮明なグラデーションが作成され、プールの周囲の詳細が非常にはっきりと表示されています。
作業を保存する:
デイライト システムを作成すると、地球上の任意の場所、任意の時刻における実際の屋外のライティング条件をシミュレートすることができます。mental ray には、特定のライティング条件に適した露出設定を定義するためのさまざまなプリセットが用意されていて、必要に応じて手動で調整することもできます。また、Sky ポータル オブジェクトを追加すれば、スカイライトを建築物の出入り口や窓から差し込ませて、屋内の照明を改善できます。