オペレータおよびノード

オペレータは、グラフに追加できるノードのタイプです。

グラフ内に作成されたノードをオペレータのインスタンスと呼びます。ノードの名前は、ノードのオペレータの名前の先頭に識別のための整数が付いた形式になります(3: Add など)。この整数は、ノードが表示されるグラフに固有です。

オペレータは、計算を行うか、グラフの入力または出力を表します。定数値は計算の特殊なケースです。

出力ノード

出力オペレータ([出力](Outputs)カテゴリに一覧表示される)は、グラフが表すツールや合成のタイプを決定します。各グラフに必ず 1 つの出力ノードが必要です。

入力ノード

入力ノードは明示的または暗示的のいずれかに分類されます。

  • 明示的な入力は、[パラメータ](Parameters)カテゴリに一覧表示されます。これらは、ツールの UI に自動的に表示されます。
  • 暗黙的な入力は、[暗黙的なパラメータ](Implicit Parameters)カテゴリに一覧表示されます。これらの入力は、3ds Max により、ツールのタイプに応じて提供されます。
  • 合成の入力は、[入力](Inputs)カテゴリに一覧表示されます。これは、合成が取ることができる入力タイプです。

定数ノード

定数のデータは、[一定](Constant)オペレータを使用してグラフにエンコードできます。定数ノードには編集ボックスがあり、入力した文字列を解析して、データ タイプを動的に算出します。定数オペレータを使用して、次のタイプをエンコードできます。

  • 整数

    小数点を含まない任意の数を入力します(42 など)。

  • 単一

    小数点を含む任意の数を入力します(3.14 または 1.0 など)。

  • 文字列

    文字列を二重引用符で囲みます("Hello world" など)。