オブジェクト選択の基本

最も基本的な選択方法は、マウス操作か、マウスとキー操作を組み合わせた方法です。

ワイヤフレームで選択したベッド

[選択ブラケット](Selection Brackets)を有効にしてシェーディングされたビューで選択されたベッド

手順

ビューポートでオブジェクトを選択するには:

  1. ツールバーで選択ボタン ([オブジェクトを選択](Select Object))、 ([選択して移動](Select And Move))、 ([選択して回転](Select And Rotate))、 ([選択してスケール変更](Select And Scale))、 ([マニピュレータ](Manipulate))のいずれかをクリックします。

    あるいは、ビューポートで右クリックしてクアッド メニューを開き、[変換](Transform)メニューから[移動](Move)、[回転](Rotate)、[スケール](Scale)、または[選択](Select)を選択します。

  2. 任意のビューポートで、選択するオブジェクトにカーソルを移動します。

    選択したオブジェクトの上にカーソルを置くと、カーソルが小さい十字形に変化します。

    オブジェクトの有効な選択範囲は、オブジェクトのタイプやビューポートの表示モードによって異なります。シェーディング モードでは、目に見えるオブジェクトのすべてのサーフェスが選択可能です。ワイヤフレーム モードでは、非表示のラインを初め、オブジェクトのすべてのエッジやセグメントが選択可能です。

  3. 選択状態を示す十字形が表示されている間に、オブジェクトをクリックして選択します(すでに選択されていた他のオブジェクトは、選択が解除されます)。

    選択したワイヤフレーム オブジェクトは白く表示されます。

    シェーディングされたビューでは、既定では選択されたオブジェクトがエッジ面付きで表示されます。また、選択したオブジェクトを表示するときに、バウンディング ボックスの頂点に白い括弧を表示することもできます。

    ヒント: ワイヤフレーム以外のビューポートの選択したオブジェクトの周囲にブラケットを表示するには、ビューポートで[+]をクリックして[一般ビューポート ラベル](General Viewport Label)メニューを開き、[ビューポート設定](Configure Viewports)を選択した後、[選択](Selection)領域の[ビジュアル スタイルと外観](Visual Style & Appearance)で[選択ブラケット](Selection Brackets)をオンにします。
注: マウスを使用して重なり合っているオブジェクトまたはサブオブジェクトを選択する場合、最初のクリックではマウスの下にある視点に一番近いオブジェクトが選択され、2 回目のクリックでは次に近いオブジェクトが選択される、といったように順々に選択されます。 一連の手順の中で 5 ピクセル以上マウスを動かした後は、もう一度一番近くにあるオブジェクトから選択が開始されます。一番遠くにあるオブジェクトが選択されたら、もう一度クリックすると一番近くにあるオブジェクトが選択されます。

すべてのオブジェクトを選択するには、次のいずれかの方法を実行します。

現在の選択を反転するには、次のいずれかの方法を実行します。

選択対象を拡張(追加)するには:

選択対象を減らすには:

選択対象をロックするには:

  1. オブジェクトを選択します。
  2. ステータス バーの ( [選択ロック切り替え](Selection Lock Toggle))をクリックして、選択ロック モードをオンにします。

    選択対象がロックされている場合、マウスで画面上をドラッグしても選択状態は解除されません。カーソルには、現在の選択アイコンが表示されます。選択を解除、または選択を変更する場合は、もう一度[選択ロック切り替え](Lock)ボタンをクリックして、選択ロック モードをオフにします。また、キーボードで[スペースバー]を押して選択ロック モードを切り替えることもできます。

オブジェクトの選択を解除するには、次のいずれかの方法を実行します。