[最適表示](Adaptive Degradation)をオンにすると、3ds Max で現在の操作に適応するようにオブジェクトの表示方法を変更することができます。たとえば、ビューポートをズームする間オブジェクトはシェーディングからバインドされたボックスに変更され、ズーム終了後にシェーディング表示に戻ります。[ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックスの[パフォーマンスを表示](Display Performance)パネル(旧ドライバの場合は[最適表示](Adaptive Degradation)パネル)の設定によって、表示を最適にする方法がコントロールされています。
最適表示をオフにすると、ビューポートは常に同じ表示設定を保ちますが、ズームやアニメーション再生などの操作中の画面リフレッシュ レートが低下します。この状態でのアニメーション再生では、リアルタイム再生に遅れないようにするため、フレームを飛ばすことが必要な場合があります。
パラメータを変更して表示品質と表示速度の間のバランスを設定できます。目的の表示速度が維持できない場合に 3ds Max が自動的に戻るレンダリング レベルは、アクティブにしたレベルで決まります。レベルはいくつでも選択できますが、1 つまたは 2 つのレベルを選択すると効果的です。