Autodesk Material 用の Autodesk Bitmap

Autodesk Bitmap は、Autodesk マテリアルの多くで提供されているシンプルなビットマップ タイプです。

Autodesk Bitmap は常に実際のマッピング座標を使用します。Autodesk Bitmap を [UVWマップ](UVW Map)モディファイヤが適用されているオブジェクトに適用する場合は、必ず[リアル ワールド マップ サイズ](Real-World Map Size)をオンにします。

重要: 「ビルトイン」の Autodesk Bitmap が Autodesk Material に含まれている場合は、Autodesk Bitmap を切断したり、他の 3ds Max マップ タイプに置き換えることができます。ただし、その結果として作成されるマテリアルには、他の Autodesk アプリケーションとの互換性がないことに注意してください。プロダクト間の互換性を保持するには、Autodesk Bitmap を Autodesk Material に接続したままにしておきます。

インタフェース

パラメータ ロールアウト

Source

[ビットマップ イメージ ファイルの選択](Select Bitmap Image File)ダイアログ ボックスが開き、マップに使用するイメージ ファイルを選択できます。3ds Max がサポートするあらゆる種類のファイルを選択できます。

注: 3ds Max では、Autodesk Bitmap イメージのガンマ設定は無視されます。
輝度

輝度スライダまたは数値フィールドを使用して、イメージの輝度の値を下げることができます。既定値の 100% では、マップに元のトーンが適用されます。既定値では 100.0% です。

Invert Image

イメージのカラーを反転します。

[Position]ロールアウト

[X]、[Y]

ローカル XY 軸に沿って 3ds Max 単位でイメージをオフセットします。

[回転](Rotation)

ローカル Z 軸を中心にしてイメージを回転させます。既定値は 0.0 です。

[スケール](Scale)ロールアウト

[Width]、[Height]

3ds Max 単位でイメージの幅と高さを指定します。

[Repeat]ロールアウト

Horizontal

オンにすると、イメージが水平方向に傾きます。既定値ではチェックマークが付いています。

Vertical

オンにすると、イメージが垂直方向に傾きます。既定値ではチェックマークが付いています。

[拡張パラメータ](Advanced Parameters)ロールアウト

ブラー

ビューからの距離に基づいて、マップの鮮明さやぼやけの効果を設定します。マップから離れるほど、ぼかし方が強くなります。[ブラー](Blur)値は、ワールド空間内でマップをブラーします。ブラーは、主にエイリアシングを防ぐために使用します。範囲は 0.01 ~ 100 です。既定値は 0.1 です。

ブラー オフセット

ビューからの距離に関係なく、マップの鮮明さやぼやけの効果を設定します。[ブラー オフセット](Blur Offset)は、オブジェクト空間内でイメージ自体をブラーします。マップの細部の表現をやわらげたり、ぼかしたりして、イメージのにじんだ効果を出したいときに、このオプションを使用します。範囲は 0.0 ~ 1.0 です。既定値は 0.0 です。

ブラー/ブラー オフセットを参照してください。

フィルタ
ビットマップに使用されるフィルタリング(アンチエイリアシング)方法を選択できます。
  • [ピラミッド](Pyramidal)(既定値)
  • [合計領域](Summed Area)
  • なし
マップ チャネル
マップ チャネルの値をマップに割り当てます。範囲は 1 ~ 99 です。既定値は 1 です。