多少の違いはありますが、[作成](Create)パネルで各種オブジェクトを作成するための手順を次に示します。具体例については、各オブジェクトの「手順」を参照してください。
1. 半径を定義する
2. 高さを定義する
3. 面の数を増やす
4. 高さセグメントを増やす
オブジェクト カテゴリを選択する:
[オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウトにさまざまなボタンが表示されます。
オブジェクト タイプを選択する:
ボタンがハイライト表示され、アクティブな状態を示します。[名前とカラー](Name and Color)、[作成方法](Creation Method)、[キーボード入力](Keyboard Entry)、[パラメータ](Parameters)の 4 つのロールアウトが表示されます。
作成方法を選択する(オプション):
既定値の方法を選択した場合、この手順は省略します。
作成パラメータを事前設定する(オプション):
オブジェクトの作成後でも、すべての作成パラメータを調整できます。必要がなければ、この操作は省略してください。
オブジェクトを作成する:
球、ティーポット、平面などの場合は、これでオブジェクトの完成になります。残りの手順は省いてもかまいません。
キャンセルする場合: 次のステップを完了する前なら、右クリックすると作成プロセスをキャンセルできます。
マウス ボタンを押したり離したりする回数は、オブジェクトを何次元の空間に定義するかによって異なります。[ライン](Line)や[ボーン](Bones)などオブジェクトのタイプによっては、この回数は決まっていません。
オブジェクトが完成したら、選択状態になり、編集もできます。
オブジェクトに名前を付ける(オプション):
新規オブジェクトには、 3ds Max からプリミティブ タイプと作成順に基づいた既定の名前が与えられます。 たとえば、Box001、Sphere030 などです。名前は、以下に示す方法で任意の名前に変更できます。
また、既定のオブジェクト名に付加される数字の桁数を変更するには、初期化ファイルを次のように編集します。[Preferences]という名前のセクションを必要に応じて追加し、そのセクションで、NameSuffixLength=# という設定を追加します(# は桁数)。 たとえば、Box00123 という既定の名前を使用する場合には、以下の行を追加します。
[Preferences]
NameSuffixLength=5
オブジェクトに名前を付けると、シーンを整理するのに役立ちます。選択したオブジェクトのセットに名前を付けるには、名前付き選択セットを参照してください。
オブジェクトの表示カラーを変更する(オプション):
[レイヤ](Layers)でオブジェクト カラーを変更することもできます。
オブジェクトのパラメータを調整する:
調整時には、[ズーム](Zoom)、[パン](Pan)、[オービット](Orbit)などのビューポート ナビゲーション コントロールで、選択したオブジェクトのビューを変更できます。タイム スライダも調整できます。
作成処理を修了する:
オブジェクト タイプのボタンがアクティブであれば、以下の操作を行うまでは、同じタイプのオブジェクトの作成を続けることができます。
作成プロセスが完了してから[作成](Create)パネルのパラメータを変更しても、オブジェクトには何の影響もありません。オブジェクトのパラメータを調整するには、[修正](Modify)パネルを使用する必要があります。[修正](Modify)パネルの使用を参照してください。