3ds Max の面は片面です。サーフェス法線が付いた面が前面です。面の裏はレンダラーには見えず、後ろからビューしたときに面が消えたように見えます。通常は、オブジェクトが作成されるときに表面法線が外を向きますが、面を反転したり、面法線が適切に統一されていない複雑なジオメトリを読み込むこともできます。
両面にマテリアルを使用したボックスのレンダリングと、片面にマテリアルを使用した同一のボックスのレンダリング
面の両面をレンダリングする方法は 2 つあります。[レンダリング](Render)ダイアログ ボックスの[両面レンダリング](Force 2-Sided)オプションをオンにするか、両面マテリアルをジオメトリに適用します。
両面レンダリングをするとレンダリング時間が遅くなるので、通常オフにします。ただし、オブジェクトの内側と外側をレンダリングする場合、また、(AutoCAD などから)面法線が適切に統一されていない複雑なジオメトリを読み込んだ場合、法線の方向に関係なく、上記のいずれかの方法を使って面をレンダリングすることができます。[法線](Normal)モディファイヤを使用して、法線を明示的に変更することもできます。