[オーバーシュート](Overshoot)オプションを使うとスポットライトはフォールオフ領域を超えてあふれ、すべての方向にライトを投影します。[オーバーシュート](Overshoot)がオンのとき、スポットライトはライトをすべての方向に投影しますが、範囲はフォールオフ円錐内に限られます。スポットライト パラメータを参照してください。
上: オーバーシュートなし
下: オーバーシュートを使用
[オーバーシュート](Overshoot)コントロールはオムニ ライトとスポットライトの間のスポットライトを効果的にハイブリッドに変換します。[オーバーシュート](Overshoot)が設定されているとスポットライトはオムニ ライトのようにライトをすべての方向に投影しますが、他のスポットライトのように影または投影を影付けします。影および投影はフォールオフ領域に限られていますので、スポットライトの円錐の外で[オーバーシュート](Overshoot)はライトを影付けしますが、影または投影は影付けされません。
広い範囲に照明を当ててその範囲のごく小さい一部のみに影を影付けする場合に[オーバーシュート](Overshoot)を使うと便利です。フォールオフを影が表示される領域に設定し[オーバーシュート](Overshoot)をオンにするとシーンの他の部分が照らされます。この方法で、シャドウ マップのサイズを縮小し、レンダリング速度を上げることができます。