FZP ファイルからトラフィック データをインポートできます。
VISSIM アプリケーションは、FZP ファイルを生成します。 Civil View で必要な FZP の基本的なデータ フィールドの詳細は、「VISSIM で FZP ファイルを準備する」を参照してください。
このパネルのほとんどのコントロールでは、各種の方法でトラフィック データをフィルタできます。 これにより、3ds Max がアニメーション データを処理しきれなくなるのを回避できます。非常に大きく複雑なトラフィック データセットを処理する場合に、この状況が発生するおそれがあります。
まず、Civil View はそれぞれの車両に対して簡単なジオメトリ ボックスを生成します。 これによりトラフィック データを操作する際、車両に詳細なメッシュを作成した複雑なジオメトリによるオーバーヘッドを回避できます。 完全な車両のジオメトリは、後で[車両代替マネージャ](Vehicle Substitution Manager)パネルを使用して追加できます。
FZP ファイルを選択すると、Civil View によって以下の手順が実行されます。
基本的なデータ フィールドが検出されると、Civil View は[時間分解能フィルタ](Time Resolution Filter)ダイアログ ボックスを表示します。
使用するステップ間隔を選択してから[OK]をクリックします。
ステップ間隔を大きくすると、1 車両あたりに生成されるアニメーション キーの数を大幅に減らすことができます。 大きなデータセットをインポートする場合、この機能が重要になることがあります。 デメリットは、キーの数を減らすとアニメーションの精度が低下することです。
ステップ間隔は後で変更できますが、この時点でファイルの詳細がスキャンされる前に変更すると、メモリのオーバーヘッドが軽減され、インポート プロセスが高速化されます。
FZP ファイルの内容を表示します。 リストの各エントリが単一の車両を表します。 リストには、各車両に対して次の情報が表示されます。
Civil View は、車両のメッシュを置き換える際に車両タイプを使用します。
インポートする車両は、次の 3 つの方法のいずれかを使用して選択できます。
選択した FZP ファイルに含まれる車両タイプおよび各車両タイプのカテゴリに含まれる車両の総数を表示します。
既定では、これらのコントロールは FZP ファイルにあるすべての車両のグローバルな開始時間と終了時間を示します。 ファイル内のタイム セグメントは、指定した間隔まで短縮できます。 Civil View は、このタイム セグメントの外部のアニメーション データを無視します。
これらのコントロールを使用してアニメーション ステップ間隔を調整すると、ファイル読み込みのパフォーマンスを向上し、インポートされる各車両に対して生成されるアニメーション キーの数を減らすことができます。
この設定は、以下に対して直接的に影響します。
これらのコントロールは、FZP ファイルの値を使用してアニメーション ステップのデータを解釈し、3ds Max のアニメーション キーのデータに変換する方法に影響します。
これらのコントロールは、Civil View が FZP ファイルの 2D XY 座標データを解釈する方法に影響します。 これらのコントロールを使用して、インポートされた民間の地表データとインポートされたトラフィック データを、それぞれのデータセットで異なる座標系が使用されていても完全に照合することができます。
[定数 Z](Constant Z)コントロールは、すべての車両の初期高度を設定します。 これは、Civil-View ベースの視覚化モデルの基礎になる地盤サーフェスが既定の車両高度(0.0)よりはるかに上にある場合に役立ちます。このパラメータを基礎になる地盤サーフェス レベルより上に設定すると、すべての車両が2Dで表示されます。