[トラフィックの読み込み](Traffic Import)パネル

Civil View では、VISSIM や Quadstone Paramics などのサードパーティのアプリケーションからトラフィック データを読み込むことができます。

サーフェス トラッキングを使用すると、読み込んだ車両を基礎となるサーフェス地表に接触させることができます。 車両ボディのスタイルとカラーを再割り当てして、幹線回廊、高速道路管理方法の開発、交通静穏化スキームなどの交通プロジェクトや公共輸送プロジェクトのリアルなシミュレーションを作成できます。

機能および利点

ワークフロー

この全体的なワークフローを使用して、シーン内で多数のアニメーション車両を管理します。

  1. Civil View を使用して、3ds Max 土木ビジュアライゼーション モデルを構築します。
  2. [トラフィック シミュレーション (SIM) ファイル読み込みパネル](Traffic Simulation (SIM) File Import panel)または[トラフィック シミュレーション (FZP) ファイル読み込みパネル](Traffic Simulation (FZP) File Import panel)を使用して、2D トラフィック アニメーション データを FZP または SIM トラフィック データ ファイルから読み込みます。

    最初にトラフィック データを読み込む際、各車両はシンプルなジオメトリ シェイプで表されます。 これにより、詳細な車両メッシュに関連付けられた複雑なジオメトリを扱う上でのオーバーヘッドを伴うことなく、大量のトラフィック データ セットを操作できます。

  3. 読み込んだトラフィック データ セットを操作します。たとえば、トラフィックを XY 軸に沿って少しシフトして、読み込んだ土木設計データの位置にぴったり一致させます。
  4. サーフェス トラッキングを適用して、基礎となるサーフェス ジオメトリにトラフィックを正確にドレープします。

    サーフェス トラッキングでは、高速道路の片勾配、高さ、および縦方向のグラデーションが反映されます。 メインの地盤サーフェスに加えて、橋やトンネルなどのオブジェクトのサーフェスをトラッキングできます。

  5. トラフィック モデルをシーンに正確に組み込んだら、最後に各車両のシンプルなジオメトリを車両ライブラリの詳細な車両モデルに[置き換え](substitute)ます。

    車両の割り当てとボディのカラーは、ランダム化することができます。

トラフィック アニメーションをレンダリングする準備ができました。