四肢動物のアニメート

character studio は二足歩行キャラクタ(Biped)をアニメートするためのツールですが、足を 4 本以上持つ生物のアニメートにも使用できます。

ここでは、二足直立歩行を行わないキャラクタをアニメートするときの一般的な規則を紹介します。

• 常に四足歩行するキャラクタには、足跡アニメーションではなくフリーフォーム アニメーションを使用します。
• フィギュア モードでメッシュに合わせて Biped にポーズを付けます。脊椎が水平になるようにボディ パーツをスケールおよび回転し、腕を地面に付けます。
• 適切な場合は、脚のリンクを 4 に設定し、膝が後方を向くように脚を回転します。この値は、[作成](Create)パネルの[Biped を作成](Create Biped)ロールアウトで作成時に設定します。または、後で[モーション](Motion)パネルの[構造](Structure)ロールアウトを使って設定します。
• 接地キーを使って基点をアニメートし、踵から足の指までの足のローリングを模倣させます。手に対しても、足と同じ操作を実行します。手足に接地キーを設定し、膝と肘を曲げるように重心オブジェクトを移動します。3 つのキー設定ボタンの詳細は、「[キー情報](Key Info)ロールアウト」を参照してください。

  [前足](ForeFeet)オプションを使用すると、足の指と同様に指の接地キーを設定することができます。このオプションは[構造](Structure)ロールアウトにあります。

• 3ds Max オブジェクトを BIP ファイルの一部として保存できます。脚(節足動物の場合)、腕、翼などを追加する必要がある場合は、IK チェーンを持つ標準のボーン オブジェクトを使って、全体を BIP ファイルに保存します。
• [キー情報](Key Info)ロールアウトの[ボディ](Body)領域の[バランス係数](Balance Factor)により、上半身と下半身の動きの同期を取ることができます。脊椎リンクの動きが Biped の尻の動きに望ましくない影響を及ぼす場合は、[バランス係数](Balance Factor)を 0 に設定します。