Autodesk Metallic Paint (メタリック ペイント)

このマテリアルの外観は(自動車の塗装のような)メタリック ペイントです。

薄片(斑点)を含む Autodesk Metallic Paint

インタフェース

[Metallic Paint]ロールアウト

[カラー](Color)ドロップダウン リスト
マテリアルにカラーを適用する方法を選択できます。
  • [カラーを使用](Use Color) (既定値)ペイントの基本カラーを設定します。

    カラー見本をクリックすると、カラーを変更できます。

  • [マップを使用](Use Map)ペイントのメイン カラーをマップします。

    マップ ボタン(またはスレート マテリアル エディタ ノードのワイヤリング)をクリックすると、マップがマテリアルに割り当てられます。

  • [オブジェクトによるカラー](Color By Object): オブジェクトの 3ds Max ワイヤフレーム カラーをペイント カラーとして使用します。
    重要: [オブジェクトによるカラー](Color By Object)を使用すると、レンダリングではカラーが表示されますが、ビューポートまたはマテリアル プレビューではカラーが表示されません。これは、マテリアルがワイヤフレーム カラーの異なる複数のオブジェクトに適用されることがあるためです。
Highlight Spread

ベース コートの鏡面反射光ハイライトを制御します。これは、トップ コートのはっきりとしたプライマリ ハイライトの下にあるぼやけたセカンダリ ハイライトです。範囲は 0.0 ~ 100.0 です。既定値は 50.0 です。

[Flecks]ロールアウト

Enable

オンにすると、メタリック ペイントに斑点が含まれ、「金属薄片」の外観が作成されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

カラー

斑点のカラーを設定します。既定値はグレーです。

この値はグレースケールとして動作します。HSV 値が白(1.0)の場合、斑点は最大限の強度で表示されます。HSV 値が黒(0.0)の場合、斑点は表示されません。HSV 値が 50 パーセント グレー(0.5)の場合、斑点の効果は 50% です。

Size

斑点のサイズを設定します。このオプションは、レンダリング時に斑点をスケールするときに便利です。範囲は 0.0 ~ 100.0 です。既定値は 1.5 です。

[Pearl]ロールアウト

Enable

オンにすると、真珠のように虹色に輝く効果がマテリアルに追加されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

パール効果が適用された白の Autodesk Metallic Paint

Type

  • [Chromatic](既定値)[Chromatic]がアクティブの場合、効果の[Amount]を調整できます。
  • [Second Color]

    [Second Color]がアクティブの場合、パール効果の補色を選択し、[Blend]を調整できます。[Blend]の範囲は 0.0 ~ 100.0 (既定値は 20.0)で、0.0 では基本カラーのみ、100.0 ではこの補色のみが表示されます。[Second Color]を使用すると、[Amount]も調整できます。

[Top Coat]ロールアウト

メタリック ペイント マテリアルには、常にクリア トップ コートが適用されています。このロールアウトの設定を使用して、トップ コートとそのテクスチャの輝度を調整できます。

Type

  • [Car Paint](既定値)[Car Paint]の[Glossiness]は 80.0、[Angle Falloff]は 20.0 です。
  • [Chrome][Chrome]の[Glossiness]は 100.0、[Angle Falloff]は 0.0 です。
  • [Matte][Matte]の[Glossiness]と[Angle Falloff]は 0.0 です。
  • [Custom]

    [Custom]では、[Glossiness]と[Angle Falloff]に独自の値を選択できます。

    [Glossiness]の値が 0.0 の場合、サーフェス仕上げは完全にマットです。[Glossiness]の値が 100.0 の場合、完全な反射性を持つサーフェス仕上げとなります。

    [Angle Falloff]はフレネル効果を制御します。0.0 の場合、フレネル効果はまったく適用されません。100.0 の場合、フレネル効果が高まり、極端な角度の狭い範囲でのみハイライトが反射します。

Finish

トップ コートのテクスチャを制御します。

  • [Smooth](既定値)
  • [Orange Peel]トップ コートのサーフェスにオレンジの皮のような凹凸が見られます。

    [Amount]スライダと数値フィールドを使用して、凹凸効果の量を制御できます。

    [Orange Peel]サーフェス仕上げの Autodesk Metallic Paint

[Ambient Occlusion]ロールアウト

アンビエント オクルージョン」を参照してください。

[ラウンドコーナー](Round Corners)ロールアウト

詳細は、「ラウンド コーナー」を参照してください。

[パフォーマンスの調整](Performance Tuning)ロールアウト

パフォーマンスの調整」を参照してください。