AutoCAD 図面ファイルを書き出す場合、3ds Max オブジェクトを AutoCAD オブジェクトに変換します。AutoCAD はアニメーションをサポートしていないため、オブジェクトは、タイム スライダで設定されている現在のフレームで定義される静的状態で書き出されます。
- [書き出しのバ-ジョン](Export version)ドロップダウン リスト
- 3ds Max では、AutoCAD 2010、AutoCAD 2007、AutoCAD 2004、または AutoCAD 2000 への書き出しができます。
注: AutoCAD 2010 へ書き出す場合、
3ds Max シーンからのすべてのエンティティは「スタックの最下位」のメッシュに集約され、DWG ファイルのメッシュ オブジェクトとして書き出されます。メッシュ オブジェクトのサブディビジョン レベルは 0 に設定されます。
この新しいメッシュ オブジェクト タイプは、AutoCAD 2010 のサブディビジョン サーフェス ワークフローで実装されています。このメッシュ オブジェクトでは、ポリフェース オブジェクトの現在の制限のいくつかが解除されます。
- メッシュ オブジェクトは 32,000 以上の頂点を持つことができるため、複雑な 3ds Max のメッシュを処理できます。
- メッシュ オブジェクトは、真の ACIS ソリッド エンティティとして変換するツールを AutoCAD 内で提供します。
- [シーン全体](Entire Scene)/[選択オブジェクト](Selected Objects)
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- [シーン全体](Entire Scene) (既定値)シーン内のすべてのオブジェクトが書き出されます。
- [選択オブジェクトのみ](Selected Objects) 選択されたオブジェクトだけを書き出します。このオプションをオンにすることは、[ファイル](File)[選択を書き出し](Export Selected)を使用することと同じです。
[ジオメトリ オプション](Geometry Options)領域
- インスタンスをブロックに変換
- インスタンスを AutoCAD ブロック挿入に変換します。ブロック定義は、最初に変換されたインスタンスと同じ名前を使います。オフにすると、各インスタンスは独立した AutoCAD オブジェクトとして変換されます。参照は、常に別個のオブジェクトとして書き出されます。
- 非表示オブジェクトをスキップ
- 非表示オブジェクトを書き出すかどうかを切り替えます。オフにすると、非表示オブジェクトは書き出されません。
- 押し出しのキャップを無視
- オンにすると、シェイプを[押し出し](Extrude)モディファイヤを使って厚みプエンティティます。[始点キャップ](Cap Start)と[終点キャップ](Cap End)のパラメータは無視します。オフにすると、始点キャップと終点キャップのある、[押し出し](Extrude)モディファイヤの付いたシェイプは、ポリフェース 3D メッシュとして書き出されます。押し出された円形、ドーナツ、および長方形の各オブジェクトは、AutoCAD の円形、ドーナツ、およびトレースの各オブジェクトとして厚みプロパティとともに書き出されます。