トラフィック読み込みのヒントとコツ

ここにあげるヒントとコツは、トラフィック データを読み込む際に役に立ちます。

FZP ファイルを作成する

FZP ファイルには、多様なデータ フィールドを含めることができますが、Civil View ではこれらのフィールドのごく一部を使用します。 大きすぎる FZP ファイルを生成しないようにするには、Civil View が必要とする重要なフィールドのみを書き出します。 これにより、Civil View が FZP ファイルを読み込む速度が向上します。 「 VISSIM での FZP ファイルの準備 」を参照してください。

FZP ファイルおよび SIM ファイルを読み込む

Civil View トラフィック読み込みパネルでフィルタリング コントロールを使用して、必要なデータを絞り込みます。 不要なアニメーションや車両データを読み込まないようにします。 必要なデータのみを使用すると、読み込みとサーフェス トラッキングが効率よく実行されます。

サーフェス トラッキングを適用する

サーフェス トラッキングを大量の車両に適用すると、時間がかかる可能性があります。 親サーフェスの面の数は、サーフェス トラッキング処理にかかる時間に直接的に影響します。 Civil View でサーフェス トラッキングの適用処理を最適化するには:

• サーフェス トラッキングを高速道路のサーフェス マテリアルを示すマテリアル ID にのみ適用していることを確認します。 これで、Civil View は車両が移動しないサーフェスの面を無視します。
• 親サーフェスで特定のマテリアル ID を識別できない場合は、親サーフェスに存在する面が最小数であることを確認しやすいように、サーフェスを個別のオブジェクトに物理的に分割してみてください。
• トラフィック データを読み込む場合、ステップ間隔コントロールを使用して、車両ごとに生成されるアニメーション キーの数を制限します。 サーフェス トラッキングは、各アニメーション キーに個別に割り当てる必要があるので、各車両のアニメーション キー数を半分にして、サーフェス トラッキングの適用にかかる時間を半分にします。