非リレーショナル NURBS サーフェスでは、モディファイヤを使用して NURBS のパフォーマンスを上げる方法があります。これらのサーフェスは、NURBS オブジェクトの[一般](General)ロールアウトにある[リレーショナル スタック](Relational Stack)チェック ボックスで制御されます。
[リレーショナル スタック](Relational Stack)チェック ボックスにチェックマークを付けると、NURBS はモディファイヤ スタック上の完全なリレーショナル モデリングを維持します。この切り替えをオフにして(既定値)、モディファイヤ スタックを使用すると、モディファイヤの適用前にサーフェスが独立した CV に変換されます。スタック上のサーフェスは非リレーショナルに動作します。NURBS モデルに従属サーフェスがない場合、NURBS は[リレーショナル スタック](Relational Stack)の設定に無関係にスタック上で同じ動作をします。ただし、[リレーショナル スタック](Relational Stack)チェック ボックスのチェックマークを消した場合は速度が向上します。
[リレーショナル スタック](Relational Stack)チェック ボックスのチェックマークを消すと、リレーショナル モデルのデータをコピーする負担がなく、リレーショナル サーフェスを計算する必要がないため、パフォーマンスが速くなります。
非リレーショナル NURBS サーフェスを使用するには:
モディファイヤ スタックのトップに戻ると、パフォーマンスが遅くなりますが、従属サーフェスが精密になります。修正された NURBS モデルは、非リレーショナル スタックの場合とは違って見えます。通常はこの外観の違いはあまり大きくありませんが、非リレーショナル スタックはブレンドされたサーフェス間に裂け目などの異常が発生する場合があります。