ヒントとコツ

このトピックでは、Civil View を使用する上で重要なヒントとコツを説明します。

一般

  1. Civil View は、解像度が少なくとも 1280 x 1024 のスクリーンで使用します。 これよりも解像度が低いと、一部のパネルがスクリーンのスペースをふさいでしまいます。
  2. パフォーマンスを最大化するには、ビューポートをワイヤフレーム表示に設定します。
  3. ユーザ インターフェースをできるだけ単純化するために、単一のビューポートで作業し、3ds Max コマンド パネルは閉じます。

    ほとんどの基本的な 3ds Max コマンドには、[Civil View エクスプローラ](Civil View Explorer)パネルからアクセスできます。

  4. Civil View ダイナミック マーカーの使用方法には注意してください。
  5. 他のアプリケーションからデータを読み込む場合、実際に使用する必要のあるオブジェクトだけを読み込みます。

    たとえば、GENIO データを MX から読み込む際にマスター文字列のみが必要な場合は、モデルのすべての文字列を読み込まないようにします。 3ds Max シーン内の不要なオブジェクト(特にシェイプ オブジェクト)は、システムのパフォーマンスに深刻な影響を与えます。

  6. Civil View によって自動的に生成され管理されたマテリアルの名前を変更しないでください。

    これらのマテリアルのリストについては、「Civil View マテリアル ライブラリの概要」を参照してください。

  7. オブジェクト配置スタイル エディタのパフォーマンスを改善するために、INI ファイルのオブジェクト定義の数を減らすことができます。

    このエディタを開くたびに、Civil View では、INI ファイル内のライブラリ定義全体をロードします。 このため、Civil View に同梱されている国別リソース キット ライブラリには、既定では使用されないサイン ビットマップなどの追加のリソースを含めることができます。

  8. Civil View 基本設定パネルの[プロジェクト リソース キット](Project Resource Kit)オプションをアクティブにするだけで、プロジェクト単位ごとのリソース キットを使用することができます。

    こうすることで、既定の「基本」国別リソース キットに影響を与えずに、追加のリソースをプロジェクト単位のリソース キット フォルダにロードすることができます。既定の「基本」国別リソース キットは、より一般的な用途のために保存しておくことができます。

  9. 土木設計アプリケーションで一連のポイント文字列を使用して街路上の備品の位置を設計している場合、これらの項目を Civil View モデルに自動的に配置することができます。

    そのためには、それぞれがポイントを 2 つ持つ一連のポイント文字列を使用します。 各文字列の 1 つ目のポイントは、街路上の備品の項目の場所を表し、2 つ目のポイントは、その備品オブジェクトの方向を設定するためだけに使用されます。 次に、1 つのオブジェクトだけを文字列の始点に配置する[オブジェクト配置スタイル](Object Placement Style)を作成できます。

    この方法とフィーチャ処理を組み合わせることで、3D の街路上の備品オブジェクト セット全体を完全に自動的に配置することができます。

ライト

シャドウ計算を含む、自然光でのより正確なシミュレーションが必要な場合は、『3ds Max 照明チュートリアル』を参照してください。

キーボード ショートカット

3ds Max キーボード ショートカットによって、3ds Max および Civil View での作業経験が向上します。これらのショートカットを理解すると、ワークフローを増やすことができます。

3ds Max キーボード ショートカットはカスタマイズできます。