ヘドラ

[ヘドラ](Hedra)ボタンをクリックすると、複数の多面体ファミリーからオブジェクトが作成されます。

ヘドラの例

手順

多面体を作成するには:

インタフェース

[ファミリー](Family)領域

この領域で、作成する多面体の種類を選択します。

  • [4 面体](Tetra)4 面体が作成されます。
  • 立方体/8面体(パラメータの設定に応じて)立方体または 8 面体が作成されます。
  • 12面体/20面体(パラメータの設定に応じて)12 面体または 20 面体が作成されます。
  • [星 1](Star1)、[星 2](Star2)2 種類の星形多面体が作成されます。
ヒント: 一方の種類のヘドラから他方の種類のヘドラへアニメートすることができます。[オート キー](Auto Key)ボタンをオンにし、任意のフレームに移動して、[ファミリー](Family)領域の設定を変更します。 ヘドラの種類の間で補間はありません。たとえば、モデルは単に星から立方体または 4 面体に変化するだけです。

[ファミリー パラメータ](Family parameters)領域

[P]、[Q]

[P]と[Q]は相互に関連するパラメータで、多面体の頂点とファセットの間で両方向の変換を可能にします。両者には次の共通点があります。

  • 指定できる範囲は 0.0 ~ 1.0 です。
  • [P]と[Q]の値の合計は 1.0 に等しいか少ない値になります。
  • [P]または[Q]が 1.0 に設定されると極値が発生し、他方の値は自動的に 0.0 になります。
  • [P]と[Q]がいずれも 0 のときは中点値が設定されます。

簡単に説明すると、[P]と[Q]は頂点とファセットの間を行き来して、ジオメトリを変更します。[P]と[Q]に極値を設定すると、1 つのパラメータがすべての頂点を示すことになり、もう一方はすべてのファセットを示すことになります。その中間の設定はミックスされた点を示し、中点値は 2 つのパラメータの中心を示します。

[スケーリング設定](Axis Scaling)領域

多面体は多角ファセットに三角形、四角形、五角形の 3 種類が使用可能です。これらのファセットは規則的または不規則なことがあります。多面体に 1 種類か 2 種類のファセットしか使用されていない場合、軸のスケーリング パラメータは 1 つまたは 2 つしかアクティブになりません。アクティブでないパラメータはまったく影響がありません。

[P]、[Q]、[R]

多面体のいずれかのファセットの反射軸を制御します。実際には、これらのフィールドは、それに対応するファセットを内側や外側に押していく働きをします。既定値は 100 です。

リセット(Reset)

軸を既定値の設定に戻します。

[頂点](Vertices)領域

[頂点](Vertices)領域のパラメータにより、多面体の各ファセットの内部ジオメトリを決定します。[中心](Center)および[中心と側面](Center & Sides)オプションは、オブジェクトの中の頂点の数、すなわち、面の数を増加します。これらのパラメータはアニメートできません。

  • 基本ファセットの分割数は最小値を超えません。
  • [中心](Center)各ファセットの中心に頂点を追加し、それぞれの中心点からファセットのコーナーに向かうエッジを付加することで、各ファセットを細分します。
  • [中心と側面](Center & Sides)各ファセットの中心に頂点を追加し、それぞれの中心点からファセットのコーナーに向かうエッジと、更に各エッジの中心に向かうエッジを付加することで、各ファセットを細分します。 [中心](Center)と異なり、[中心と側面](Center & Sides)では、多面体の面の数が倍になります。
注: オブジェクトの軸をスケールするとき、[中心と側面](Center & Sides)オプションが設定されていない場合、[中心](Center)オプションが自動的に適用されます。

画像の中に表示されている内部エッジを表示する場合、[表示](Display)コマンド パネルの[エッジのみ表示](Edges Only)をオフにします。

半径

多面体の半径を現在設定されている単位で設定します。

マッピング座標を生成

マップしたマテリアルを多面体に適用するための座標を自動的に生成します。既定値ではチェックマークが付いています。