オムニ ライトは、1 つの光源からすべての方向に向かって光線を出します。オムニ ライトはシーンに補助光を追加したり、ポイント ソース ライトをシミュレートしたりするのに便利です。
-
[作成](Create)パネル > 
([ライト](Lights)) > [標準](Standard) > [オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウト > [オムニ](Omni)ボタン
上: オムニ ライトのトップ ビュー
下: オムニ ライトのパース ビュー
オムニ ライトは影付けと投影を行います。影付けするオムニ ライト 1 個は、中央から外に向かって影付けするスポットライト 6 個に相当します。
オムニ ライトによって投影されたマップを球状、円柱状、またはシュリンク ラップの環境マップ座標で投影されるように設定すると、その環境にマップされる場合と同じようにマップが投影されます。画面座標または明示的マップ チャネル テクスチャ座標を使用すると、6 個のマップが放射状に投影されます。
ヒント: オムニ ライトではクアッドツリーを 6 個まで生成できるので、スポットライトよりもレイトレース シャドウの生成が遅くなります。シーンに必要でない限り、レイトレース シャドウとオムニ ライトを併用しないようにします。
手順
オムニ ライトを作成するには:
- [作成](Create)パネルで ([ライト](Lights))をクリックします。
- ドロップダウン リスト ボックスから[標準](Standard)を選択します。
- [オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウトの中から[オムニ](Omni)ボタンをクリックします。
- ライトを作成するビューポートの位置をクリックします。マウスをドラッグしてライトを移動することができ、マウス ボタンを放した時点でその位置が決まります。
これでライトがシーンの一部になりました。
- 作成パラメータを設定します。
ライトの効果を調整するには他のオブジェクトと同じように移動します。